植物に放射線をあてると、まれに突然変異が起こり、花や葉の色や形、また一部の機能や成分が変化した植物を得ることができます。
FNCA放射線育種プロジェクトでは、アジア各国の人々にとってニーズの高い作物を対象とし、この放射線による突然変異育種技術を利用することで、病気、害虫、干ばつなどに強い品種や、より収穫量が多く高品質な品種を開発することを目指しています。
プロジェクトの開始当初は情報交換を中心とした協力活動を行っていましたが、その後アジア各国においてニーズの高い作物の品種改良にターゲットを絞ったサブプロジェクトでの活動にシフトしたテーマが実施されました。
2013年度からは、持続可能な農業のための突然変異育種研究に焦点を当てており、2018年度からは「気候変動下における低投入の持続可能型農業のための主要作物の突然変異育種」をテーマとして活動を進めています。
これまで実施された各サブプロジェクトは以下の通りです。また、これまでの活動においてマニュアルやデータベース等も作成されています。(※各タイトルをクリックすると詳細がご覧いただけます。)
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