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「アジアの発展と原子力」講演会開催報告

2005年11月

 「アジアの発展と原子力(サブタイトル:アジア原子力協力フォーラム( FNCA)の成果と日本の役割)」講演会は、文部科学省の主催で、2005年10月28日(金)午後2時30分から航空会館の大ホール(東京都港区新橋)で開催しました。

 講演会には100名を越える聴衆が集まり、各界でご活躍の5名の専門家の方から、FNCAの成果や情報を中心に、原子力や放射線利用の現状、将来展望をご紹介いただきました。

・講演会プログラム(PDFファイル)

講演会場の様子



開会挨拶を行う中原原子力計画課長
 講演に先立ち、主催者である文部科学省 研究開発局 原子力計画課長の 中原徹 氏から開会のご挨拶をいただきました。

講演を行う町原子力委員

 最初の講演は、 FNCA日本コーディネーターでもあり、原子力委員会委員の 町末男 氏から「アジアの発展に原子力技術は役立つか ―FNCAの成果と日本の役割―」と題してお話をいただきました。

・「アジアの発展に原子力技術は役立つか」(PDFファイル)


講演を行う辻井センター長

 2番目の講演は、FNCA放射線治療プロジェクトの日本プロジェクトリーダーでもあり、独立行政法人 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター長の 辻井博彦 氏から「アジアにおける国民の健康と放射線治療」と題してお話をいただきました。

・「アジアにおける国民の健康と放射線治療」(PDFファイル)


講演を行う中川場長

 3番目の講演は、FNCA放射線育種プロジェクトの日本プロジェクトリーダーでもあり、独立行政法人 農業生物資源研究所 放射線育種場長の 中川仁 氏から「巨大人口を抱えるアジアの食糧確保と放射線品種改良の活用」と題してお話をいただきました。

・「巨大人口を抱えるアジアの食糧確保と放射線品種改良の活用」(PDFファイル)


講演を行う倪 助教授

 4番目の講演は、中国の北京市にある中国原子能科学研究院(China Institute of Atomic Energy: CIAE)原子力物理部 助教授の 倪嵋楠(NI Meinan)氏から「中国における放射線利用の現状(Nuclear Science & Technology Application in China)」と題して、英語にてお話をいただきました。講演会では逐次、日本語への通訳を行いながら進行しました。

・「中国における放射線利用の現状( Nuclear Science & Technology Application in China)」 (PDFファイル)


講演を行う藤冨常務理事

 最後の講演は、財団法人 日本エネルギー経済研究所 常務理事、アジア太平洋エネルギー研究センター長の 藤冨正晴 氏から「エネルギーの需要が急増するアジアの持続的発展戦略」と題してお話をいただきました。

・「エネルギーの需要が急増するアジアの持続的発展戦略」(PDFファイル)



 「アジアの発展と原子力」の講演会では、聴衆の皆様にアジアへの協力活動に目を向けていただき、アジアへの関心が高まるお手伝いができればと考え、「アジア地域原子力平和利用の協力 ―アジア諸国の生活向上と発展をめざして―」と題したパンフレットをお配りしました。

 このパンフレットでは、社会・経済的な効果をめざして進めてきた FNCA活動の成果と現状のハイライトを紹介しております。

・「アジア地域原子力平和利用の協力」パンフレット (PDFファイル)

 

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