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核セキュリティ・保障措置 workshop

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ワークショップ

FNCA 2022 核セキュリティ・保障措置ワークショップ

FNCA 2022 核セキュリティ・保障措置プロジェクトワークショップ
概要

2023年1月10-12日
タイ、バンコク




2022年度の核セキュリティ・保障措置プロジェクトのワークショップが、タイ原子力庁(OAP)と日本の文部科学省(MEXT)の主催の下、2023年1月10日より12日までタイのバンコクで、ハイブリッド形式で開催されました。

集合写真

【ワークショップ】

タイ原子力庁(OAP)長官のPermsuk Sutchaphiwat氏及び日本FNCAコーディネーターの和田智明氏から開会の挨拶がありました。続いて参加者の自己紹介が行われ、今回ワークショップはオーストラリア、バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、カザフスタン、韓国、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナムの12ヵ国、国際原子力機関(IAEA)及び欧州委員会共同研究センター(EC/JRC)が参加し、参加人数は計38名でした。次に日本プロジェクトリーダーである直井洋介氏によりアジェンダの確認が行われ、8つのセッションが実施されました。

ワークショップの様子 オンライン参加者

【核鑑識に関する机上演習(Table Top Exercise: TTX)】

今回ワークショップにおける特別プログラムとして、日本原子力研究開発機構核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN/JAEA)の協力で、核鑑識に係る机上演習が実施されました。この机上演習には、対面のワークショップ参加者はじめ、OAP、タイ王国国家警察庁、タイ王国陸軍、中央科学捜査研究所のメンバーが参加しました。

TTXの様子

【テクニカルビジット】

1月12日はテクニカルビジットとして、OAPの緊急時対応センターや生物学的線量評価ラボ、核鑑識ラボを視察しました。

テクニカルビジットの様子 テクニカルビジットの様子

 

 


FNCA 2022 核セキュリティ・保障措置プロジェクトワークショップ
会議報告

2023年1月10-12日
タイ、バンコク



セッション1&2:カントリーレポート

議長:マレーシア、中国

12カ国(オーストラリア、バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、カザフスタン、韓国、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナム)が、保障措置及び核セキュリティの実施、核セキュリティ文化及びキャパシティ・ビルディング活動の推進に関する2021年のワークショップ以降の進展及び改善に関する更新情報を含む、それぞれのカントリーレポートを発表した。
すべての国が、保障措置と核セキュリティのキャパシティ・ビルディングを強化するための、国際組織又は地域組織及び他国との緊密な協力を行っている旨の報告をした。ほぼすべての国が、IAEA、他の国々及び他の機関との二国間・多国間協力を通して、自国の核セキュリティ・保障措置体制を継続的に改善するための活動を実施していた。
カントリーレポートのまとめは、セッション6のカントリーレポートサマリーで扱っている。

セッション3:核鑑識

議長:オーストラリア
発表:タイ、インドネシア、日本
特別講義:IAEA、EC/JRC

1)核鑑識に関する地域トレーニングの計画又は結果
タイ原子力庁(OAP)のHarinate Mungpayaban氏が、核鑑識に関する地域トレーニングの計画について発表した。このトレーニングは、新型コロナウイルス感染症による延期の末、2023年7月に開催が予定されている。本コースには、講義、机上演習及び参加者によるプレゼンが含まれ、放射線犯罪現場の特性評価と管理、核鑑識ラボの実務、及び解釈と報告について学ぶ。このトレーニングは、米国エネルギー省、EC/JRC、及び日本原子力研究開発機構核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN/JAEA)が支援する。

訓練の有効性をどう評価するのかという質問がオーストラリアから出た。JAEAの野呂氏が、受講生へのアンケート、講師による観察、及びコース後の講師とのディスカッションなどのいくつかの評価方法を紹介した。

2)インドネシアのBRINにおける核鑑識キャパシティ・ビルディング計画(インドネシア)
インドネシア国立研究革新庁(BRIN)のKhairul氏が、インドネシアにおける核鑑識のステークホルダー(BAPETEN(原子力規制庁)(規制)、POLRI(インドネシア国家警察)(国家警察)及びBRIN(研究及びイノベーション))について、共有するさまざまな役割を含め、概説した。合同訓練及び演習における現在と過去の活動、研究、ステークホルダー間のアウトリーチと調整、及び核鑑識分析について概説した。
次にKhairul氏は、研究(これから行われるIAEA CRPへの参加を含む)、国内核鑑識ライブラリーの質の向上、国内核鑑識評価の実施(ジャワ島外の核鑑識ラボラトリーを準備する可能性を含む)及びITWG参加等、主要な将来の活動について述べた。

ジャワ島外で必要であると予想される核鑑識ラボの数に関する質問がオーストラリアから出た。Khairul氏は、予備的協議では、各主要都市に1カ所のラボが必要であると提案されたと述べた。

バングラデシュから、参加国がこれから行われるCRPに参加することは可能かという質問が出た。この質問への回答はIAEAのKovacs-Szeles氏の発表を待つことになった。

3)核鑑識に係る机上演習(TTX)の概要
ISCN/JAEAの野呂尚子氏が、机上演習(TTX)のメリットを概説し、本ワークショップで実施する核鑑識に係るTTXの大まかな概要を述べた。

参加国のステークホルダーが利用できるようにTTX開発の教訓を参加国と共有する意図はあるかという質問がオーストラリアから出た。野呂氏は、今のところそのような意図はないが、本TTXの教材は今後のFNCAワークショップで共有することができるだろうと述べた。

4)核鑑識に関する地域協力に関するIAEAの活動
IAEAのEva Kovacs-Szeles氏は、IAEAの機能の簡略な概観と、核セキュリティという観点での核鑑識の紹介から話を始めた。次に、IAEAが核鑑識のキャパシティ・ビルディングを支援するメカニズム、具体的には、訓練、刊行物及び諮問サービス(例えば、専門家派遣、技術会合)について詳細に述べた。
核鑑識に関する新規の共同研究プロジェクト(CRP:Coordinated Research Project)である「Nuclear Forensics Science to Bridge the Radiological Crime Scene to the Nuclear Forensics Laboratory」(放射線犯罪現場と核鑑識ラボを橋渡しする核鑑識科学)(J02020)の概要が紹介された。このCRPは現在、提案を受け付けている。
Kovacs-Szeles氏は、IAEAが実施している具体的なアジア地域での能力開発活動について述べて締めくくった。過去の活動例としては、2022年10月の韓国主催による「核鑑識に関するASEAN地域トレーニングコース」及び2022年11月のANSTO主催による「核鑑識への実践的入門地域トレーニングコース」がある。将来の活動も紹介された。これには、2023年7月にタイOAPとISCN/JAEAの共催で予定される「核鑑識に関する地域トレーニングコース」、及び、2023年第3四半期にインドネシアでの開催が提案されている「核鑑識の進展に関する地域ワークショップ」が含まれる。

5)核鑑識に関する地域協力に関するEC-JRCの経験
EC/JRCの Klaus Mayer氏が能力開発の状況を述べ、技術的能力(証拠管理及び物質分析・解釈)の開発は、国の枠組み及び人的資本の強化によって支持されなければならないと述べ、能力開発のためのロードマップ作成への一般的アプローチについて概説した。これは、国の核鑑識に係る能力開発と地域パートナーシップを確立し、次にロードマップを作成して、これらによって提供されるものと、要求される能力との間のギャップに対処することの重要性を強調するものであった。そのようなロードマップには、国家的取り組み、地域イニシアティブ、そして国際的インセンティブが含まれ、既存のガイダンス(例えば、IAEA、GICNT)によって支援される。Mayer氏は、キャパシティ・ビルディング・プロジェクトは、プロセスを促進し、機関間の協力を容易にし、国内/地域の能力を活用し、持続可能性を支援するべきであると強調した。
地域協力プログラムの2つの具体例が紹介された。米国エネルギー省と協力してEU CBRN 支援センターの支援を得た、ASEAN諸国でのプログラム、及びEU、米国エネルギー省核安全保障庁‐核物質密輸阻止検知プログラムとGUAM(ジョージア、ウクライナ、アゼルバイジャン及びモルドバ)の専門家間のパートナーシップである。さらなる資金供給につながる初期パイロット・プロジェクトの成功や、勢いを持続させるためのテンポの速い活動など、各プロジェクト間の多数の共通の特徴が強調された。
ASEAN諸国でのプロジェクトは、政策決定者のための啓発ワークショップから実践的トレーニングまで多岐にわたる活動により、広範なステークホルダーのニーズに対応することを追求した。主要な成果は能力開発とネットワーク構築であった。このプロジェクトは、IAEA、ITWG、GICNTといった国際フォーラムへの地域関与の増大を促進した。
GUAMのプログラムは、国内核鑑識ライブラリーの開発と導入、技術的核鑑識能力の強化、維持及び標準化、人材育成という3つの主要なプロジェクト分野を組み入れた。各プロジェクト分野で、地域の技術的能力の利用、及び学習と経験の共有に焦点を当てて、多数の活動が行われた。
Mayer氏は、既存の枠組みと信頼関係の醸成に基礎を置くこと、能力開発の促進、専門知識の積み重ねの強化、及び資源の効率的な利用を可能にすることを含め、地域協力がもたらす便益を強調して締めくくった。

日本の野呂氏から、人的ネットワークの維持を支える核鑑識の専門家のデータベースはあるかという質問が出た。Kovacs-Szeles氏とMayer氏の両者とも、専門家の資格条件とデータ保護を含むいくつかの重要な課題を挙げた。IAEAとEC-JRCは共に、トレーニングの実施をサポートできる専門家の非公式の登録を維持している。

セッション4:追加議定書(AP)に基づく輸出管理実施の良好事例

議長:韓国
発表:タイ、日本、インドネシア

このセッションでは、タイ、日本、及びインドネシアの3つの参加国が、輸出管理及び追加議定書(AP)申告に関するそれぞれの良好事例を紹介した。発表の後、輸出管理及びAP申告に関する良好事例の共有の次のステップについて議論が行われた。ISCN/JAEAのVictor Siregar氏が、次のステップのマイルストーンを提案した。2023年5月までに各参加国からの輸出管理及びAP申告に関する課題と良好事例の情報を収集し、2023年8月までにサマリーレポートの草稿を作成し、2024年3月までにFNCA参加国向けのオンラインAP-CIT訓練を実施することである。FNCAメンバーは、スケジュールの変更もあり得るという前提でこの提案に概ね同意した。FNCA事務局はAP-CIT訓練への支援に関して米国と韓国に伝えることとなった。またFNCA事務局は最終報告書をIAEA情報回覧文書(INFCIRC)として発行するためのIAEAの手順及び要件を調査する。

1)タイ
OAPのSarun Soongsawang氏が、「タイにおけるAP実施と輸出管理」について発表した。同氏はまず、タイにおけるAP実施及び輸出管理の法規制枠組みについて詳しく述べ、保障措置実施の歴史を説明した。また、OAPと保障措置対象施設の規制構造について概説した。加えて、大量破壊兵器(WMD)に関連する品目に関する輸出管理の規制枠組みについて報告した。最後に、輸出管理の良好事例の一つとして、タイの国内一括窓口サービス(National Single Window)を強調して紹介した。

2)日本
JAEA/ISCNのVictor Siregar氏は、「日本における輸出管理とAP申告に関する良好事例」について発表した。同氏はまず、AP及び輸出管理規定について詳述し、そのような規定の下で生じた義務を説明した。加えて、日本がその輸出管理システムをどのように確立し、強化しているかを概説した。最後に、IAEAに提出する前の、日本におけるAP申告の流れを説明した。IAEAは2022年に日本について拡大結論を導出しており、IAEAに提出された2021/2022年度についてのすべてのAP申告が正しく、完全であったことが確認されている。

3)インドネシア
BRINのKhairul氏は、「輸出管理及びAP申告に関する良好事例の考察」のトピックについて発表した。同氏は、規制システムを含む、インドネシアにおける輸出管理の状況を説明した。デュアルユース品目を扱う安全保障貿易管理体制はインドネシアでは完全には確立されていないが、インドネシアは、2020年にオンラインでの一括窓口登録による許認可プロセスを採用することによって、今後デュアルユース品目を含めるように安全保障貿易管理を強化しているところである。最後に、同氏は、完全性と正確性を保証するために強化された、インドネシアの年次AP申告プロセスについて説明した。

セッション5:核セキュリティステークホルダーマトリックス

議長:モンゴル
発表:日本

1)ステークホルダーマトリックスに関する技術会合の成果
ISCN/JAEAの直井洋介氏は、2022年7月に実施した核セキュリティ・ステークホルダーマトリックスに関するバーチャル技術ワークショップの成果を発表した。その成果は、マトリックス表の目的、FNCAにおける3年間の活動、及び、技術ワークショップの成果を含む、3つの内容に基づいている。同氏はまず、核セキュリティ・ステークホルダーマトリックスの目的を紹介した。
目的は、国の核セキュリティ活動の全体像を把握し、核セキュリティ体制を強化すること、そのためのインフラ整備におけるギャップ(不足している点)などを特定し、改善すること、核セキュリティに関するキャパシティ・ビルディングにおけるギャップを特定し、関係機関間の調整と協力を促進することなどである。同氏はまた、FNCAにおける3年間の活動の概要を述べた。
ステークホルダーマトリックス開始の提案は、最初にオンラインでの第10回核セキュリティ・保障措置プロジェクト(NSSP)ワークショップにおいて話し合われた。オンラインでの第11回NSSPワークショップの後、インドネシア、日本、カザフスタン、モンゴル、フィリピン及びタイの6参加国がマトリックス表を完成させ、結果を共有した。
2022年7月、核セキュリティ・ステークホルダーマトリックスに関する技術ワークショップが、インドネシア、日本、カザフスタン、モンゴル、フィリピン、及びタイの参加を得て、オンラインにて行われた。このワークショップでは、このパイロット・プロジェクトの結果及び表作成にあたっての指示事項や注意事項などが紹介された。本パイロット・プロジェクトの結果として、国内の核セキュリティ確保に関わるすべての当事者を単独の組織がカバーすることは困難であること、責任と能力との間のギャップを特定するためには、責任と必要な能力をできる限り詳細に記載する必要があることを述べた。
マトリックス表作成の一般的な指示事項・注意事項が紹介された。中でも、マトリックスは、理想を記載するのではなく、現在の状況を記載すること、それによって、改善を要する点を特定する必要がある。マトリックスのテンプレートはあくまでもテンプレートであり、各国はこれをそれぞれの国の体制を記載していく上で、最適になるように変更を加えていくことができる。また、このステークホルダーマトリックスではいかなるセンシティブな情報も共有する意図はない。それぞれの国内では、ステークホルダー間で共有し、可能であれば、正確さのためにステークホルダーと面談することが強く推奨される。

2)今後の活動について
ISCN/JAEAの野呂氏が、核セキュリティ・ステークホルダーマトリックスの次なるステップについて発表した。
同氏は、マトリックスを通してFNCA参加国が特定した具体的なトピックに関する地域ワークショップを提案し、そのようなワークショップはFNCA参加国のNSSCが開発又は支援することができると述べた。同氏はまた、FNCA参加国のNSSCの開発を支援することを提案した。同氏は、ステークホルダー・マトリックス・プロジェクトの成果は、2023年2月のIAEA NSSC年次会合といった他のネットワークと共有することができると言及した。

セッション6:カントリーレポートサマリー

発表:タイ

OAPのMungpayaban氏が、(セッション1及び2からの)カントリーレポートサマリーのまとめを行った。編集事項及びコメントが受け取られ、カントリーレポートサマリーに組み入れられた。カントリーレポートサマリーは、本ワークショップの会議報告に添付され、FNCAウェブサイトに掲載される。

セッション7:総括

プロジェクトリーダーである直井氏が、議論された内容及び行われた提案の要約を述べて、ワークショップを締めくくった。同氏は、将来のために実施できる可能性のあるプロジェクトのアイデアを出すようにFNCAメンバーに呼びかけた。同氏はまた、FNCAを代表して結びのことばを述べ、2022年度のワークショップのホスト国を務めたタイに感謝の意を表した。同氏は、2023年度のワークショップの主催国は後日発表すると述べた。
OAPの規制技術支援局長(Director of Regulatory Technical Support Division)であるDarunee Peekhunthod氏は、FNCAの核セキュリティ・保障措置プロジェクトへのタイのコミットメントを確言した。同氏は、このプロジェクトの目的を達成するためのFNCAメンバー間の協力を奨励した。
結びのことばが述べられた後、本ワークショップのハイブリッド形式部分は終了した。

セッション8:核鑑識に係るショート机上演習

進行:日本

本ワークショップの特別イベントとして、核鑑識に関する机上演習(TTX)がOAPにおいて実施され、ワークショップに対面で参加したFNCA参加国とともに、タイ王国陸軍化学部隊、タイ王国国家警察庁科学捜査局、及び中央科学捜査研究所が参加した。TTXに関する背景情報が、TTX進行役であるISCN/JAEAの野呂氏によって紹介された。TTXでは、核鑑識に必要な能力について論じ、ギャップを特定するために、架空の核セキュリティ事象のシナリオを使用した。TTXの進行役はISCN/JAEAの野呂氏と山口知輝氏が務めた。TTX実施中、OAPは、核・放射性物質の検出と同定に使用する機器が、放射線犯罪現場の管理に使用できることを実演してみせた。活発な討論により、FNCA参加国内の指定関連組織又は責任を有する関連組織が対処又は強化するべき重要な問題が明らかにされた。

添付資料

  1. 会合プログラム
  2. 参加者リスト
  3. カントリーレポートサマリー

 


FNCA 2022 核セキュリティ・保障措置プロジェクトワークショップ
プログラム

2023年1月10-12日
タイ、バンコク




ワークショップ1日目: 1月10日(火)

09:30-10:20 開会挨拶
  - Permsuk Sutchaphiwat氏(タイ原子力庁(OAP)長官)
  - 和田智明氏(FNCA日本コーディネーター)
集合写真、参加者自己紹介、アジェンダ確認
10:20-10:40 休憩
10:40-12:10 セッション1:カントリーレポート I
モデレーター:マレーシア
  - オーストラリア
  - バングラデシュ
  - 中国
  - インドネシア
  - 日本
  - カザフスタン
12:10-13:40 昼食
13:40-15:10 セッション2:カントリーレポート II
モデレーター:中国
  - マレーシア
  - モンゴル
  - フィリピン
  - 韓国
  - タイ
  - ベトナム
15:10-15:30

休憩

15:30-17:15 セッション3:核鑑識
モデレーター:オーストラリア
< 発表 >
   タイ、インドネシア、日本
< 特別講義 >
  - 核鑑識の地域協力に関するIAEAの活動
  - 核鑑識の地域協力に関するEC/JRCの経験
< 討議 >

ワークショップ2日目: 1月11日(水)

09:00-10:30 セッション4:追加議定書(AP)に基づく輸出管理実施の良好事例
モデレーター:韓国
< 発表 >
   タイ、日本、インドネシア
< 円卓討議 >
  - 輸出管理に関する参加国の調査計画:ISCN/JAEA
  - 討議: 今後の活動について:日本JAEAからの提案
10:30-10:50 休憩
10:50-12:20 セッション5:核セキュリティステークホルダーマトリックス
モデレーター:モンゴル
  - マトリックスに関する技術会合の成果:ISCN/JAEA
  - ISCN/JAEAからの提案と今後の活動についての討議
12:20-13:30 昼食
13:30-13:50 セッション6:カントリーレポートサマリー
発表: Harinate Mungpayaban氏(OAP)
13:50-14:30

セッション7:総括
  - まとめ・結論(直井洋介氏:日本プロジェクトリーダー)
  - 次回のワークショップ
< 閉会挨拶>
  - 直井洋介氏(日本プロジェクトリーダー)
  - Darunee Peekhunthod氏(OAP規制技術支援部長)

14:30-17:30 セッション8:核鑑識に係る机上演習(対面参加者のみ)
進行:日本原子力研究開発機構核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN/JAEA)

ワークショップ3日目: 1月12日(木)

09:00-12:00 テクニカルビジット(対面参加者のみ)
タイ原子力庁(OAP)
 - 緊急時対応センター
 - 生物学的線量評価ラボ
 - 核鑑識ラボ

 


FNCA 2022 核セキュリティ・保障措置プロジェクトワークショップ
参加者リスト

2023年1月10-12日
タイ、バンコク


オーストラリア

Ms. Kaitlyn Toole
Nuclear Forensic Scientist,
Australian Nuclear Science & Technology Organisation (ANSTO)"

バングラデシュ

Dr. Abid Imtiaz
Chief Scientific Officer
Nuclear Safety, Security and Safeguards Division
Bangladesh Atomic Energy Commission (BAEC)

中国

Mr. Chen Chen
Deputy Researcher Felllow
State Nuclear Security Technology Center (SNSTC)

Ms. He Siqi
Engineer
State Nuclear Security Technology Center (SNSTC)

インドネシア

Mr. Khairul
Senior Nuclear Security Officer
Nuclear Energy Research Organization (ORTN)
National Research and Innovation Agency (BRIN)

日本

和田 智明
FNCA日本コーディネーター

玉田 正男
FNCA日本アドバイザー

小畠亨司
文部科学省

中原 里紗
文部科学省

熊谷 耕一
文部科学省

直井 洋介
日本原子力研究開発機構核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN/JAEA)
センター長

宇根 博信
京都大学 複合原子力科学研究所 教授

山口知輝
日本原子力研究開発機構核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN/JAEA)

野呂 尚子
日本原子力研究開発機構核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN/JAEA)

Victor Hasoloan SIREGAR
日本原子力研究開発機構核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN/JAEA)

猪越 千明
公益財団法人 原子力安全研究協会

大津 奈都子
公益財団法人 原子力安全研究協会

カザフスタン

Mr. Alexandr Ossintsev
Head of Department for Security Control and Non-proliferation
National Nuclear Center of the Republic of Kazakhstan

Mr. Roman Nefedov
Head of the laboratory of geoinformation support of projects
National Nuclear Center of the Republic of Kazakhstan

Ms. Nurgul Kurmangaliyeva
Head of International Projects Support Group
National Nuclear Center of the Republic of Kazakhstan

韓国

Ms. Sung Yoon PARK
Director of the Department for International Cooperation
Korea Institute of Nuclear Nonproliferation and Control (KINAC)

マレーシア

Ms. Lydia Ilaiza Binti Saleh
Principal Assistant Director, Nuclear Installation Division
Department of Atomic Energy Malaysia (Atom Malaysia)

モンゴル

Ms. Gerelmaa Gombosuren
Senior Officer, Department of Nuclear Safety and Security
The Executive Office of the Nuclear Energy Commission
Government of Mongolia

フィリピン

Ms. Maria Teresa A. Salabit
Supervising Science Research Specialist
Philippine Nuclear Research Institute (PNRI)

Mr. John Richard Fernandez
Senior Science Research Specialist
Philippine Nuclear Research Institute (PNRI)

タイ

Mr. Permsuk Sutchaphiwat
Secretary General
Office of Atoms for Peace (OAP)

Ms. Darunee Peekhunthod
Director of Regulatory Technical Support Division
Technical Support Division
Office of Atoms for Peace (OAP)

Ms. Harinate Mungpayaban
Nuclear Chemist
Security and Safeguards Technical Support Section
Office of Atoms for Peace (OAP)

Dr. Areerak Rueanngeon
Nuclear Chemist
Security and Safeguards Technical Support Section
Office of Atoms for Peace (OAP)

Dr. Haruetai Kasiwattanawut
Radiation Physicist
Security and Safeguards Technical Support Section
Office of Atoms for Peace (OAP)

Ms. Kalaya Changkrueng
Nuclear Chemist
Security and Safeguards Technical Support Section
Office of Atoms for Peace (OAP)

Mr. Sarun Soongsawang
Nuclear Engineer
Security and Safeguards Technical Support Section
Office of Atoms for Peace (OAP)

Police Lieutenant Colonel Omsin Permsakmesup
Scientist (Level 3), Central Plice Forensic Science Division
Office of Police Forensic Science
Royal Thai Police

lieutenant Suphakit CHITCHAINGAM
1Lt Teacher RTA Chemical School
Chemical Department
Royal Thai Army

Ms. Nisapha Khasrithong
Forensic Scientist (Professional Level)
Central Institute of Forensic Science

ベトナム

Ms. Bui Thi Thuy Anh
Director
International Cooperation Division
Vietnam Agency for Radiation and Nuclear Safety (VARANS)

IAEA

Dr. Eva Kovacs-Szeles
Unit Head of Crime Scene Management and Nuclear Forensics
Department of Nuclear Safety and Security
International Atomic Energy Agency

EC/JRC

Dr. Klaus Mayer
Deputy Head of Nuclear Safeguards and Forensics Unit
European Commission-Joint Research Centre (EC/JRC)

 


オンラインオープンセミナー



オンラインオープンセミナーとして、FNCA核セキュリティ・保障措置プロジェクトのタイメンバーであるMs. Harinate Mungpayaban(タイ原子力庁(OAP))がプレゼンテーションを行いました。

※本内容に関するお問い合わせ(2023年3月31日まで):


Forum for Nuclear Cooperation in Asia