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2001年 FNCA 原子力広報プロジェクト・リーダー会合

2001年12月、フィリピンで原子力広報の
プロジェクト・リーダー会合開催

2001年12月10日〜12日


プロジェクト・リーダー会合概要
開催期間 : 2001年12月10日〜12日
開 催 地 : フィリピン・ケソン市
共催機関
: 文部科学省(MEXT)/フィリピン原子力研究所(PNRI)
協力機関 : (社)日本原子力産業会議(JAIF)
参加総数 : 12名
内 訳:中国1名、インドネシア1名、日本4名、韓国1名、
マレーシア1名、フィリピン2名、タイ1名、ベトナム1名
各国の広報のプロジェクト・リーダーが今後の活動について討議
報告・討議内容
 
1. 過去に開催されたワークショップ、AsiaNNet活動(ファックスによる原子力情報提供、ニュースレター発行、ホームページ拡充、広報素材の交換等)について、各国がそれぞれ活動評価を報告し、とりまとめが行われた。
2. 各国の原子力広報活動や原子力開発計画について報告が行われた。
3. 町コーディネーターより、第2回FNCA本会合の検討結果、さらに今後の広報活動計画が提案され、具体的な活動計画について討議がなされた。
会合では具体的な活動案が提示された
田中靖政プロジェクト・リーダーによる報告
成 果
 
1. 過去のワークショップは、参加国にとって、各国の経験が自国の広報活動に反映でき、とても有用であったことが確認された。また、AsiaNNet活動(ファックス、もしくはE-mailによる原子力情報交換、「Atoms in Japan」等の広報素材提供、ニュースレターの発行、ホームページ等の拡充)は、各国と協力して継続されることが確認された。
2. 地域スピーカーズ・ビューローによる各国の広報活動に関わるイベントや会合に専門家を派遣する計画は、各国より歓迎され、今後、積極的に実施していくことが確認された。同時に各国のスピーカーを登録するリストのフォーマットを1月末までに日本から各国に送付する。
3. マスメディアとの連絡を強化し、広報活動を活発にする。
4. 高校生を対象にした放射線利用に関する共同調査を実施し、調査結果を次回、プロジェクト・リーダー会合で報告討議することが合意された。
5. 高校生や大学生などの若い世代にを対象にした広報を行うことが強く勧告された。
6. 広報活動のためのスピーカーを訓練することの重要性が認識された。
7. 年次プロジェクト・リーダー会合は、各活動の成果を明確にし、各国の広報活動に資する情報交換の場として改めてその重要性が認識された。
8. 2002年のプロジェクト・リーダー会合は、マレーシアで開催される国際原子力会議にあわせて開催される。 また、この会議には、FNCAより最適なスピーカーを派遣する。
9. 12月12日(水)、参加者は、マニラ首都圏にあるチャンネル2というテレビ局を訪問した。
 
第29回フィリピン原子力週間祝賀イベント
  「原爆・被爆国日本でなぜ原子力利用を進めるのか」

フィリピン原子力週間の開会セッション
  2000年12月10日(月)〜14日(木)に、フィリピン原子力研究所において、 第29回フィリピン原子力週間が開催された。このイベントのために日本から遠藤原子力委員長代理が出席し、「持続可能な発展と原子力」と 題して講演を行った。また町コーディネーターは、「原子力の非発電利用の社会・経済的効果」について講演を行った。
  さらに、原子力広報の一環である地域スピーカーズ・ビューロー活動の講師派遣プログラムとして、マレーシアの農業利用(品種改良)の プロジェクト・リーダーであるナジル・バシラン氏も「マレーシアにおける原子力技術の農業利用」と題した講演を行った。
  また、研究所内には、事務棟や研究施設の一部を利用して、研究所の研究開発の活動内容についてパネルや展示品を用いて、わかりやすく紹介 されていた。多くの小〜高校生がバスで見学に来ていた(今回は、約8,000人の訪問があった)。
開会セッションで挨拶を行なう遠藤哲也原子力委員長代理
テクニカル・セッションで放射線利用の応用
について講演する町末男コーディネーター
   また、現地マスコミ関係者(Print、Today、Manila Bulletin、Peoples Journal Tonight、KABAYAN Newspaper、S &T Post、Manila Shimbun、Radio、Station DZRB、Station DZRM)から10人程度が参加し、遠藤原子力委員長代理、町コーディネーターをはじめ、各国のプロジェクト・ リーダーと昼食をはさんで懇談が行われた。主な質問は、フィリピンが原子力開発を進める意義や、また日本は広島、長崎の経験があるのに、なぜ原子力を進めるのか、などが質問された。また、マスコミ関係者側から、記者は原子力だけでなく、すべての科学技術分野を扱わなければ ならない、もしさらに、大きな出来事が起こると、そのために記事を書かなければならない。恒常的に原子力の情報を得て、理解していくためには どうすればよいか、という前向きな質問もあった。
  IBC Channel 13は、このイベントの様子や懇談会内容をテレビ放映され、また、「Today」紙にも写真入りで報道された。
  学生等の多くの訪問者があった展示会場
 

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