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「アジアの発展に役立つ原子力を考える」講演会開催報告

2006年12月

 「アジアの発展に役立つ原子力を考える−アジア原子力協力フォーラムの成果−」講演会を、文部科学省主催で、 2006 年 12 月 13 日(水)午後 2 時から日本工業倶楽部2階大会堂(東京・千代田区)で開催しました。
 講演会には 110 名近くの聴衆が集まり、各界でご活躍の 5 名の専門家の方から、 FNCA の成果や情報を中心に、原子力協力や放射線利用の現状、将来展望をご紹介いただきました。

・講演会プログラム(PDFファイル/6KB)

講演会場の様子
講演会場の様子1

 

 講演に先立ち、主催者である文部科学省研究開発局の藤田健一 国際原子力協力官から開会挨拶をいただきました。
開会挨拶を行う文科省藤田健一国際原子力協力官
  開会挨拶を行う文科省藤田健一国際原子力協力官
   
原子力委員会委員の町末男氏

 最初の講演は、 FNCA 日本コーディネーターでもあり、原子力委員会委員の町末男氏から「アジアの持続的発展と原子力の役割  - 日本の貢献と FNCA- 」と題してお話をいただきました。

アジアの持続的発展と原子力の役割 -日本の貢献とFNCA- (PDFファイル/23KB)

原子力委員会委員の町末男氏  
   
読売新聞東京本社論説委員の井川陽次郎氏

  2 番目の講演は、読売新聞東京本社論説委員の井川陽次郎氏から「経済拡大する東アジアと日本の原子力協力」と題してお話をいただきました。

経済拡大する東アジアと日本の原子力協力 (PDFファイル/10KB)

読売新聞東京本社論説委員の井川陽次郎氏  
   
独立行政法人 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター長の辻井博彦氏

  3 番目の講演は、 FNCA 放射線治療プロジェクトの日本プロジェクトリーダーでもあり、独立行政法人 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター長の辻井博彦氏から「『がん』が増えているアジア諸国で放射線治療を役立てる」と題してお話をいただきました。

「がん」が増えているアジア諸国で放射線治療を役立てる (PDFファイル/28KB)

独立行政法人 放射線医学総合研究所
重粒子医科学センター長の辻井博彦氏
 
   
独立行政法人 農業生物資源研究所 放射線育種場長の中川仁氏

  FNCA 放射線育種プロジェクトの日本プロジェクトリーダーでもあり、独立行政法人 農業生物資源研究所 放射線育種場長の中川仁氏からは「巨大な人口を抱えるアジアの食糧を供給する農業と放射線育種」と題してお話をいただきました。

巨大人口を抱えるアジアの食糧を供給する農業と放射線育種 (PDFファイル/22KB)

独立行政法人 農業生物資源研究所
放射線育種場長の中川仁氏
 
   
財団法人エネルギー総合工学研究所理事の松井一秋氏

  最後の講演は、財団法人エネルギー総合工学研究所理事の松井一秋氏から「アジアにおけるエネルギーの安全保障 ―原子力・新エネルギーの役割―」と題してお話をいただきました。

アジアにおけるエネルギーの安全保障 ―原子力・新エネルギーの役割―  (PDFファイル/10KB)

財団法人エネルギー総合工学研究所
理事の松井一秋氏
 
   

 「アジアの発展に役立つ原子力を考える」講演会では、聴衆の皆様にアジアへの協力活動に目を向けていただき、アジアへの関心が高まるお手伝いができればと考え、「アジア地域原子力平和利用の協力 ―アジア諸国の生活向上と発展をめざして―」と題したパンフレットをお配りしました。
 このパンフレットでは、社会・経済的な効果をめざして進めてきた FNCA 活動の成果と現状のハイライトを紹介しております。

・「アジア地域原子力平和利用の協力」パンフレット (PDFファイル/2.1MB)

 

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