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「アジアの発展に役立つ原子力を考える」講演会開催報告

2007年7月

 「アジアの発展に役立つ原子力を考える−アジア原子力協力フォーラムの成果−」講演会を、文部科学省主催で、2007年7月25日(水)午後2時から名古屋市商工会議所ビル(愛知・名古屋市)にて開催しました。
講演会には90名近くの聴衆が集まり、前半では各界でご活躍されている5名の専門家の方から、FNCAの成果や情報を中心に原子力協力や放射線利用の現状や将来展望を紹介いただき、後半ではパネル討論が行われました。

・講演会プログラム(PDFファイル/11KB)

講演会場の様子
講演会場の様子1

 

 講演に先立ち、主催者である文部科学省研究開発局の村山綾介国際原子力協力官から開会挨拶をいただきました。
開会挨拶を行う文部科学省村山国際原子力協力官
  開会挨拶を行う文部科学省村山国際原子力協力官
   
FNCA日本コーディネーターの町末男氏

 最初に、FNCA日本コーディネーターである町末男氏から「アジアの中の日本−原子力協力の成果−」と題してお話しをいただきました。

アジアの中の日本(PDFファイル/19KB)

FNCA日本コーディネーターの町末男氏  
   
独立行政法人 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター長 辻井 博彦氏

 2番目に、独立行政法人 放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター長の辻井博彦氏から「切らないで『がん』を直す放射線治療―アジア途上国で増えている『がん』―」と題してお話しをいただきました。

切らないで「がん」を治す放射線治療−アジア途上国で増えている「がん」−(PDFファイル/18KB)

独立行政法人 放射線医学総合研究所
重粒子医科学センター長 辻井 博彦氏
 
   
独立行政法人 農業生物資源研究所 放射線育種場長 中川仁氏

 3番目に、独立行政法人 農業生物資源研究所 放射線育種場長の中川仁氏から「巨大人口を抱えるアジアの食料を供給する―放射線を利用した品種改良で収穫を増やす―」と題してお話しをいただきました。

巨大な人口を抱えるアジアの食糧を供給する農業と放射線育種(PDFファイル/20KB)

独立行政法人 農業生物資源研究所
放射線育種場長 中川仁氏
 
   
名古屋大学 年代測定総合研究センター 教授 中村俊夫

 4番目に、名古屋大学年代測定総合研究センター教授の中村俊夫氏から「炭素−14を用いた高精度年代測定と考古学」と題してお話しをいただきました。

炭素-14を用いた高精度年代測定と考古(PDFファイル/83KB)

名古屋大学 年代測定総合研究センター
教授 中村俊夫
 

パネル討論

 このパネル討論では、これまでにご講演戴きました方々の他に、あらたに中日新聞 論説委員担の飯尾歩氏にパネリストとして討論に参加していただきました。町末男氏が座長を務め、「アジアの人々に役立つ原子力」というテーマでパネル討論を行いました。


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