1993年度
(日本) |
各国の放射線治療の現状が報告および討議が行われた。特に子宮頚がんの放射線治療の臨床試行が優先課題となった。 |
1994年度
(マレーシア) |
アジア地域諸国で患者数が多く、しかも進行がんのために治療が困難な子宮頚がんの・B期患者を対象とした放射線治療手順書(プロトコル)の標準化を協力活動として実施することが提案された。 |
1995年度
(タイ) |
地域の治療技術の向上に貢献する目的で、各国が統一・基準化された治療方針により放射線治療を行い、治療データを相互に提供するパイロット・スタディを1996年1月から開始することが合意された。 |
1996年度
(韓国) |
各国から集められた治療データの評価とパイロット・スタディ遂行上の課題が具体的に討議された。 |
1997年度
(フィリピン) |
線量評価法等の治療の実践的側面、加速多分割照射法、放射線治療法選定での腫瘍の生物学的パラメータ使用等の新手法の導入も検討することが提案された。 |
1998年度
(インドネシア) |
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子宮頚がんの放射線治療のパイロット・スタディの進展状況およびプロトコ
ルとりまとめについて討議された。 |
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次の臨床試行テーマとして「加速多分割照射法」の紹介がなされ、1年間のオープントライアルが開始されることとなった。 |
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