アジアの多くの国では、それぞれ長年にわたり研究炉を運転・管理し、多種多様な利用に供されている(放射化分析、RI製造、半導体製造、原子炉用燃料材料照射試験、核医学、医療照射、中性子ラジオグラフィー、無機・有機物性研究、原子炉挙動研究、等)。また、新たな大型研究炉の運転開始や、現研究炉の経験を基に新規研究炉建設を計画している国もある。
このような状況を踏まえ、アジア各国で稼働している研究炉の特徴、利用手法等の情報を共有し、ネットワークを構築することにより、アジア各国の研究者の技術基盤向上、相互の有効利用の向上を図る。また、我が国の研究炉の経験を基に、アジア各国の研究炉に関わる研究者の人材育成に寄与する。
FNCA多目的研究炉カタログ
メンバー国間で多目的研究炉を利用するために、多目的研究炉の詳細カタログ(ビーム施設、照射施設(照射後試験施設を含む)などをそれぞれの施設の連絡責任者とともに参照可能である。
FNCAカタログ2016 (PDF5.9MB)
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