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原子力安全マネジメントシステム  (2016年度で終了)
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- 紹介

ワークショップ


原子力安全マネジメントシステムプロジェクト
 


■ 背景

 本プロジェクトの前身である原子力安全文化プロジェクトは、安全文化を協力に推し進めることで、参加国内にプラスの影響をもたらしたということが結論づけられ、2008年3月、北京で開催されたワークショップをもって終了した。それに代わる新しいプロジェクトとして、第10回コーディネーター会合でオーストラリアより原子力安全マネジメントシステム(SMS)が提案された。本プロジェクトは前のプロジェクトにおける自己評価(Self Assessment)及びピアレビューの成果を足場に進行する。

■ プロジェクトの目標

1. 原子力施設の安全マネジメントシステムの重要側面(Key Aspect)を特定する
2. 原子力安全マネジメントの自己評価/ピアレビューのツールを開発する
3. 合意に基づき、参加各国内の機関においてピアレビューを実施する

■ プロジェクトの成果

 SMSプロジェクトでは、SMSに関する様々な枠組を研究し、IAEAの指針を基に自己評価/ピアレビューツールを開発した。このツールは、SMSに関する諸課題を網羅した一連の質問であり、各国がシステムの強度を「自己評価」するため際に用いられる。ツールの開発後、以下の国・施設において、これまで合わせて3回のピアレビューを実施した。

1. 2010年: インドネシア、G. A. Siwabessy多目的研究炉(RSG-GAS)
2. 2011年: マレーシア、トリガ型PUSPATI研究炉(RTP)
3. 2012年: 韓国、HANARO研究炉

 ピアレビューにおいて、参加者は実際に施設を訪問し、施設の自己評価結果を検証し、他国が見習うべき「良好事例」と改善の余地がある「改善推奨事例」を特定する。

■ 自己評価/ピアレビューツール

 以下のリンクよりSMSプロジェクトの自己評価/ピアレビューツールが参照可能である。なお本ツールは、必ずしも安全マネジメントシステムに関するすべての事項を対象にしていない。またいかなる保証もない。

  ·  自己評価/ピアレビューツール(PDF45KB)

■ 良好事例集

 以下のリンクより、過去6回に渡るSMSプロジェクトピアレビューで見出された、各国の良好事例が参照可能である。

  ·  良好事例集(PDF319KB)



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