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人材養成 workshop

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ANTEP(アジア原子力教育訓練プログラム)

ワークショップ


FNCA 2003人材養成 ワークショップ


2003年度ワークショップ

「FNCA 2003 人材養成ワークショップ」は、タイ科学技術省と日本の文部科学省の主催、タイ原子力庁と日本原子力研究所が実施機関となり、2003年10月8〜10日の3日間、タイ・バンコクで開催されました。

 
一堂に会した2003年FNCA 人材養成
ワークショップの参加者
テクニカル・ビジット(カセサート大学)
 
 今回のワークショップでは、研修技術の開発における相互協力に対する要望・提案および研修教材、カリキュラム等のニーズなど原子力研修技術の開発課題と2002年から進められている人材養成基礎データ調査の状況および基礎データ調査・分析に基づく人材養成戦略、とくに若い世代が原子力科学技術に対して魅力を感じるようにするための今後の活動計画などについて各国からカントリー・レポートが発表されました。
人材養成基礎データ調査では、行政機関、国立研究機関、大学等教育機関、放射線利用分野、原子力研修コース、原子力資格免状所有者、原子力関連学協会などの調査が進んでおり2004年前半にも完了する予定です。この結果はメンバー国における情勢の違いや相似の理解、各国のニーズの明確化、または自国の人材養成戦略発展のために、特殊分野の比較に活用でき、さらにその分析に基づく人材養成戦略が2004年のFNCA人材養成ワークショップで報告される見通しです。
このほか、同ワークショップでは、日本原子力研究所の国際原子力総合技術センターから放射線防護に関する共通教材として、同センターが実施しているインドネシア、タイ、ベトナムとの二国間共催研修の教材を同センターのウェブサイト で公開したとの報告がなされました。


FNCA 2003 人材養成ワークショップ議事録


 「FNCA 2003 人材養成ワークショップ」は、タイ科学技術省及び日本の文部科学省の主催、タイ原子力庁及び日本原子力研究所の実施機関により、2003年10月8〜10日の3日間にかけて、タイのバンコクにて開催された。
本ワークショップには、10名のオブザーバーを含め27名が参加し、第1日目にはオープニングセッション及びカントリーレポート発表セッションが行われ、第2日目には円卓討論、第3日目には結論セッションとタイ原子力庁及びカセサート大学の視察が行われた。
本ワークショップには、中国、韓国、マレーシア、タイ、フィリピン、ベトナム、日本からプロジェクトリーダー(主に人材養成責任者)が各国1名ずつ参加した(開催直前の人事異動により、インドネシアプロジェクトリーダーは参加できなかった)。さらに、プロジェクトリーダーの他、日本から4名が参加した。また、オブザーバーがタイから7名、日本から3名が参加した。
第4回人材養成ワークショップにおける課題及び2003年3月に行われた第4回コーディネーター会合の際に合意した以下の項目が、今回の発表セッションにおける各国のカントリーレポートの議題となった
 
原子力研修技術の開発課題について
1) 研修技術の開発における相互協力に対する要望・提案、及び研修教材、カリキュラム等のニーズについて報告する
 
“人材養成基礎データ調査”のまとめ
2)
- 原子力関連学協会データ調査
- 基礎データ調査の現状報告(昨年度データの更新)
- 基礎データの活用方法
人材養成戦略
3) 基礎データ調査・分析に基づく人材養成戦略を提起する。また、若い世代が原子力科学技術に対して魅力を感じるようにするための今後の活動計画を報告する。
その他
4)
- MEXT原子力研究交流制度、国際研修コース、大学教育(修士・博士課程)に対する要望及び提案
- 今後10年間における大型原子力施設の建設計画
- その他
円卓討論において議論され合意された主な今後の計画、提案、意見等は以下の通りである。
原子力研修技術の開発課題について
1)
- 8分野の中の11のFNCAプロジェクトの進展状況が報告され、その中のひとつである人材養成プロジェクトは、知識伝承と開発維持のために不可欠であるとされた。
- 研修技術の開発における相互協力に対する要望・提案、及び研修教材、カリキュラム等のニーズについて
 

*

 

日本原子力研究所国際原子力総合技術センターは、「放射線防護」についての共通教材として、同センターが実施しているインドネシア、タイ、ベトナムとの二国間共催研修の教材を、同センターのウェブサイト上で公開した。
  http://nutec.tokai.jaeri.go.jp/english/e031.htm
* 今後さらに教材をウェブサイト上で公開する予定である。
* ウェブサイト上で公開された教材については、各プロジェクトリーダーからの評価、コメント等を引き続き求める。
* eラーニングシステムの導入と利用のために、研修教材のCD-ROMについての調査は引き続き行う。
* マルチメディアCD-ROMに関する情報収集を行う。

 

“人材養成基礎データ調査”のまとめ
2)
- 原子力関連学協会データ調査
  主な学協会の数と会員数についての調査が行われた。これらの学協会は人材養成の基盤と成り得るとされた。
- 基礎データ調査の現状報告(昨年度データの更新)
  行政府及び国立研究機関、大学等教育機関、放射線利用分野、原子力研修コース、原子力資格免状所有者、原子力関連学協会(2002年追加項目)、分析用バックデータについての調査報告が行われた。年度内に不足データの補充が期待される。
- 基礎データの活用方法
  基礎データは、メンバー国における情勢の違いや相似の理解、各国のニーズの明確化、または自国の人材養成戦略発展のために、特殊分野の比較に活用できるとされた。
 
人材養成戦略
3) 基礎データ調査・分析に基づく人材養成戦略を提起する。また、若い世代が原子力科学技術に対して魅力を感じるようにするための今後の活動計画を報告する。
 
- 人材養成戦略を構築する上で必要な収集すべきデータについては、各国で慎重に検討すべきである。
- 実際のプロジェクトの実績なしに人材養成は不可能であり、人材養成はプロジェクト内での経験や関与によってのみ得られるものである。
- 人材養成は段階を追って行うべきである。
- ベンチャー・ビジネスの遂行は人材養成のための戦略となる。
- 国内の補助金・奨学金制度、メンバー国内での協力、およびJSPS(Japan Society for the Promotion of Science、独立行政法人日本学術振興会)を利用することも、若い世代の人材養成戦略となる。
- 日本における専門技術者のための新しい資格制度は、現在原子力分野で働いている人の継続的能力向上のために役立つ。
 
その他
4)
- MEXT原子力研究交流制度が修士・博士課程の学生をカバーするよう拡大されるのが望ましい。
- ANENTに関する強い関心が示され、ANENT(Asian Network for Higher Education in Nuclear Technology)の活動とFNCA人材養成の活動が重複しないよう、ANENTと連携を密にする必要がある。
- 合意されたFNCA2003人材養成ワークショップの結論と提言を添付資料に記す。この結論と提言は、人材養成戦略についての討議が予定されている2003年12月のハイレベル会合に提出される。
- 人材養成プロジェクト中期計画は2004年度活動計画を含む。
 
2003年度活動計画
5)
- 人材養成基礎データの分析は2004年度の前半のうちに終了する。
- 基礎データ分析に基づく修正版人材養成戦略は、FNCA2004人材養成ワークショップにおいて報告する。
- 合意されたFNCA2003人材養成ワークショップの結論と提言を添付資料に記す。この結論と提言は、人材養成戦略についての討議が予定されている2003年12月のハイレベル会合に提出される。
- 人材養成戦略構築のための手法モデルを作成する。
 
備考
第4回FNCAコーディネーター会合において、マレーシアがFNCA2004人材養成ワークショップ開催の申し入れがあり、本ワークショップで合意が得られた。参加者はマレーシアの申し入れに対して合意し、謝意を表した。
本ワークショップの一環として、タイ原子力庁、カセサート大学の視察が行われた。参加者は主催者に対して謝意を表した。
この議事録は、本ワークショップ参加者全員の合意が得られており、2004年3月に東京で開催される第5回FNCAコーディネーター会合に報告される。


FNCA2003人材養成ワークショッププログラム(案)

 
●10月8日(水)
 
08:30-09:00 ワークショップ参加者登録
<開会セッション> 
09:00-09:05
司会 OAP
歓迎挨拶 タイ原子力庁長官
09:05-09:20 開催挨拶 文部科学省 研究開発局 原子力課 国際協力係長 原 真太郎
開会挨拶 タイ科学技術省事務次官
09:20-09:30 参加者紹介
09:30-10:00 FNCA活動の進展と人材養成プロジェクトの意義
コーディネーター 町 末男
10:00-10:20 記念写真撮影
10:20-10:35 コーヒーブレイク
10:35-10:55 人材養成プロジェクトのこれまでの活動と今回のワークショップの進め方
プロジェクトリーダー(PL)関 泰
10:55-17:20 発表セッション−カントリーレポート(各国20分+質疑応答15分)
 
<発表セッション1 >
<座長:VU Dang Ninh ベトナムPL>
10:55-11:30 タイ
Warapon WANITSUKSOMBUT
11:30-12:05 マレーシア
Rapieh AMINUDDIN
12:05-13:35 昼食
13:35-14:10 フィリピン
Corazon. C. BERNIDO
 
<発表セッション2 >
<座長:CHEN Gang 中国PL>
14:10-14:45 ベトナム
VU Dang Ninh
14:45-15:20 インドネシア
Guritno LOKOLLO
15:20-15:35 コーヒーブレイク
 
<発表セッション3>
<座長:Guritno LOKOLLO インドネシアPL>
15:35-16:10 韓国
Eui-Jin LEE
16:10-16:45 中国
CHEN Gang
16:45-17:20 日本
関 泰
18:30-20:30 MEXT/MOST共催レセプション
 
●10月9日(木)
 
<討論セッション1>
原子力研修支援に関する情報交換
<座長:Rapieh AMINUDDIN マレーシアPL>
08:30-08:50 フィリピンにおける若者向けの教育(仮題)
Corazon BERNIDO
08:50-09:10 サイエンスキャンプ
杉本 文孝
09:10-09:30 ANENTの現状紹介(仮題)
Eui-Jin LEE
09:10-09:30 タイの原子力利用計画(オンカラック計画を中心として)(仮題)
タイ原子力庁
10:00-10:15 <コーヒーブレイク>
 
<討論セッション2>
基礎データ調査と戦略
<座長:Corazon BERNIDO フィリピンPL>
10:15-10:45 各国人材養成に関する基礎データ調査結果の分析
関 泰
10:45-11:15 留学生、研究員及び技術者のための大学原子力工学教育

東京工業大学 有冨委員

<座長:Warapon WANITSUKSOMBUT タイPL>
11:15-12:00 放射線利用を中心とした国における人材養成戦略(仮題)
リードオフスピーカー: Rapieh AMINUDDIN
12:00-13:30 昼食
<座長:VU Dang Ninh ベトナムPL>
13:30-14:15 原子力発電計画を計画中の国における人材養成戦略(仮題)
リードオフスピーカー:Guritno LOKOLLO
<座長:Eui-Jin LEE 韓国PL>
14:15-15:00 原子力発電を稼働中の国における人材養成戦略(仮題)
リードオフスピーカー:日本原子力発電(株) 中山委員
15:00-15:15 コーヒーブレイク
<座長:Eui-Jin LEE 韓国PL>
15:15-16:15 人材養成戦略に関する総合討議
<座長:関 泰 日本PL>
16:15-16:45 人材養成計画の今後の進め方
<討論セッション3>
<座長:Warapon WANITSUKSOMBUT タイPL>
16:45-17:15 2003年度の活動計画及び3ヶ年計画(2002〜2004)
関 泰
 
●10月10日(金)
 
<結論セッション>
<共同座長:Warapon WANITSUKSOMBUT タイPL & 関 泰 日本PL>
08:30-10:00 ワークショップのまとめと3ヶ年計画に関する最終討議
関 泰
10:00-10:15 <コーヒーブレイク>
10:15-11:15 議事録(案)の作成と採択
<閉会セッション >
11:15-11:25 閉会挨拶 Warapon WANITSUKSOMBUT
11:25-12:45 昼食
<テクニカルツアー >
12:45- ホテル出発
13:30- OAP到着
13:40-14:10 OAPにおける研修活動の紹介
ビデオ鑑賞「タイにおける原子力活動」
14:10-14:40 フォローアップトレーニングコース
「原子力技術とその応用」視察&研修施設見学
14:40-15:00 研究炉見学
15:00-15:10 カセサート大学へ移動
15:10-15:30 放射線・アイソトープ応用学部の紹介
照射センターにおける研修活動の紹介
15:30-15:45 Co-60照射施設&実験室見学
15:50-16:20 放射線・アイソトープ応用学部施設見学
16:30- カセサート大学出発
 
●10月11日(土) 海外参加者帰国


List of Participants in
FNCA 2003 Workshop on Human Resources Development



China
Mr. CHEN Gang (Project Leader) Deputy Manager
Management Training Center, Human Resources Department,
China Guangdong Nuclear Power Holding Co., LTD (CGNPC)
 
Korea
Mr. Eui-Jin LEE (PL) Manager
Education Program Development,
Nuclear Training Center,
Korea Atomic Energy Research Institute (KAERI)
 
Malaysia
Ms. Rapieh AMINUDDIN (PL) Director
Division of Human Resource Development and Training,
Malaysian Institute for Nuclear Technology Research (MINT)
 
The Philippines
Ms. (Dr.) Corazon Casenas BERNIDO (PL) Head
Nuclear Training Section,
Nuclear Training & Services Division
Philippine Nuclear Research Institute (PNRI)
 
Thailand
Ms. Warapon WANITSUKSOMBUT (PL) Senior Radiation Physicist
Bureau of Radiation Safety Regulation
Office of Atoms for Peace (OAP)
Ministry of Science and Technology
 
Vietnam
Mr. VU Dang Ninh (PL) [VIETNAM] Director
Department of Administration and Personnel Development
Vietnam Atomic Energy Commission (VAEC)
 
Japan
Mr. (Dr.) Yasushi SEKI (PL) Scientific Consultant
Nuclear Technology and Education Center (NuTEC)
Japan Atomic Energy Research Institute (JAERI)
Mr. (Dr.) Sueo MACHI Senior Managing Director
Japan Atomic Industrial Forum, Inc.
Mr. (Prof.) Masanori ARITOMI Professor
Research Laboratory for Nuclear Reactors, Tokyo Institute of Technology
Mr. Yukoh NAKAYAMA Group Manager
Quality Promoting Group, Corporate Planning Department,
The Japan Atomic Power Company
Mr. Shintaro HARA Unit Chief for International Cooperation,
Atomic Energy Division, Research and Development Bureau,
Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT)
 
Observer
Mr. (Dr.) Saksit TRIDECH Deputy Permanent Secretary
Ministry of Science and Technology (MOST)
Mr. (Dr.) Manoon ARAMRATTANA Inspector General
Ministry of Science and Technology (MOST)
Mr. Pathom YAMKATE Secretary-General
Office of Atoms for Peace (OAP)
Mr. Poonsuk PONGPAT Director
Bureau of Atomic Energy Administration
Office of Atoms for Peace (OAP)
Ms. Jindarom CHVAJARERNPUN Head
International Cooperations Group
Bureau of Atomic Energy Administration
Office of Atoms for Peace (OAP)
Ms. Kannika KAEWSRISANG Foreign Relations Officer
International Cooperations Group
Bureau of Atomic Energy Administration
Office of Atoms for Peace (OAP)
Ms. Pannee PAKKONG Professor
Department of Applied Radiation and Isotopes
Faculty of Science
Kasetsart University
Mr. Masaru HAYASHI Technical Consultant
Nuclear Safety Research Association (NSRA)
Mr. (Dr.) Takatoshi TAKEMOTO Mechanical Engineering
Department of Engineering
Chulalongkorn University
(Originally from Tokyo Institute of Technology)
Ms. (Dr.) Yuko IKUTA Visiting Professor
Department of Applied Radiation and Isotopes
Faculty of Science
Kasetsart University
(Originally from Japan Atomic Energy Research Institute)
 
Secretariat
Ms. Sukanya CHANTARAMONGKOL

Head
Technology Promotion and Transfer Group
Bureau of Atomic Energy Administration
Office of Atoms for Peace (OAP)

Ms. Kanchalika DECHATES General Admin. Officer
Technology Promotion and Transfer Group
Bureau of Atomic Energy Administration
Office of Atoms for Peace (OAP)
Ms. Keiko HANAMITSU Deputy Manager
Asia Cooperation Center, Japan Atomic Industrial Forum, Inc.
Mr. Takeyoshi KAJIYAMA General Manager
Nuclear Technology and Education Center (NuTEC)
Japan Atomic Energy Research Institute (JAERI)
Mr. Fumitaka SUGIMOTO Chief
International Technology Transfer Division
Nuclear Technology and Education Center (NuTEC)
Japan Atomic Energy Research Institute (JAERI)
Ms. Rei OUCHI Secretariat
International Technology Transfer Division
Nuclear Technology and Education Center (NuTEC)
Japan Atomic Energy Research Institute (JAERI)


FNCA2003人材養成ワークショップの結論と提言

バンコク、タイ
2003年10月8〜10日
 
1. 人材養成は、応用原子力科学技術の持続的発展のための重要な要素であると認識された。
2. 参加者の過半数が、定年による専門家数の低下や若い原子物理学者や技術者の不足により、原子力の知識や経験の伝承が危険に冒されているという重要性について述べた。
3. 中国及びベトナムは、今後の原子力発電所の発展に向け、多くの原子力技術者、技師、研究者を確保する必要があり、FNCAメンバー国の協力も必要であると認識された。
4. 各国における人材の現状調査結果は、2004年に終了させる。調査結果は、各国の人材養成戦略策定のために利用する。原子力関連学会は人材養成にとって重要であると認識された。
5. 人材養成戦略は、国家の原子力開発計画を受けてハイレベルの部署により認可され支援されるべきである。
6. FNCAメンバー国は、積極的参加と相補的な貢献により、ANENTと連携を密にすべきである。
7. eラーニングを含む研修教材は、FNCAメンバー国で分担し、効率よく製作すべきである。研修教材の作成を計画し、分担しつつ作業を進めるためにタスクフォースを設置することが望ましい。
8. MEXT原子力研究交流制度が修士・博士課程の学生をカバーするよう拡大されるのが望ましい。
9. FNCA人材養成の下で人材養成戦略策定のための手法モデルを作成する。
10. 人材養成データベースの分析は2004年前半に終了させ、分析結果は、各国の国策に応じて材養成戦略見直しに分析結果を反映させることができるであろう。データベース分析に基づいて見直した人材養成戦略は、FNCA2004人材養成ワークショップにおいて報告する。

Forum for Nuclear Cooperation in Asia