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放射性廃棄物管理 workshop

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ワークショップ


FNCA 2001 放射性廃棄物管理 ワークショップ

2001年12月、ベトナムで放射性廃棄物管理ワークショップ開催



ワークショップ概要
開催期間 : 2001年12月4日〜7日
場所 : ダラト市、ベトナム
主催 : ベトナム原子力委員会(VAEC)、文部科学省(MEXT)
実施機関 :
参加総数 : 31名
内 訳:オーストラリア1名、中国2名、インドネシア2名、日本11名
、韓国1名、マレーシア2名、フィリピン2名、タイ2名、ベトナム8名
  ワークショップの参加者  
  ワークショップの参加者  
報告・討議内容
  1) 概 要
   本ワークショップには、FNCA体制下における参加9カ国、すなわちオーストラリア、中国、インド ネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムから、放射性廃棄物管理における政策策定、規制および研究開発に携わる代表者が参加した。 討議は、2001年3月14日〜16日にかけて東京で行われた第2回 FNCAコーディネーター会合の検討結果を踏まえて行われた。
 ワークショップ初日には、放射性廃棄物管理に関する各国の状況ならびに活動の進捗についての各国の統合報告書(放射性廃棄物管理ハンドブック、以下ハンドブックと略す)ドラフトが発表された。ハンドブックの最終フォーマットについて円卓討議が行われ、可能な限り図表を用いて、より理解しやすいものにすることに参加者は合意した。また、ハンドブック発行のための編集手順・要領についても討議が行われ、合意された。
 ワークショップ2日目には、使用済み線源の貯蔵およびTENORM (*1)に関するサブ・ミーティ ングと、経験共有のための広範な議論がなされた。2テーマについての各国の相互理解が深まり、情報交換がなされた。
*1:Technologically Enhanced Normally Occurring Radioactive Material
(技術的に濃縮された天然起源放射性物質、天然放射性選鉱廃棄物)


 ワークショップ3日目には、使用済み線源管理タスクグループの中間報告に基づき、使用済み線源の管理に関する円卓討議が行われた。 報告はボランタリー国であるフィリピンとタイにより行われた。
 また、FNCA体制下での放射性廃棄物管理における3年計画についてのワークショップ参加者によるレビューが行われ、議論の後これが合意された。なお、日本の高レベル廃棄物の処分計画の開発状況についてのポス ターとビデオ映像による特別説明もワークショップの間に行われ好評であった。
 
ワークショップの終了後、最終日にベトナム原子力研究所(NRI)の視察が実施された。
 
  ダラト原子力研究所の研究炉の視察   ダラト原子力研究所の研究炉の視察  
  ダラト原子力研究所の研究炉の視察  
 
  2) ワークショップでの決定事項
 
  1.統合報告書(放射性廃棄物管理ハンドブック)  
 
  (期 限)
- 各国へのコメントの送付(編集事務局) …2001年12月末
-

ドラフトRev.1の編集事務局への提出(各国)

…2002年2月末
- レビュー/再調整 (編集事務局 +レビューアー + 協力者)
調整結果の各国への送付(編集事務局)
…2002年4月末
- 各国でドラフトを修正し、Rev.2を編集事務局へ送付 …2002年6月末
- 報告書の編集(編集事務局 +レビューアー) …2002年9月末
- 報告書の2002年ワークショップ前の発行(編集事務局)  
 
 
  2.放射性廃棄物管理における3ヵ年計画
 
統合報告書は、以下の編集要領に基づいて作成し発行することが合意された。
新たな3ヵ年計画が合意された。韓国の代表者より、次回の放射性廃棄物ワークショップを 2002年(11月末を仮予定)に、日本国・文部科学省と共催したいとの希望表明があった。
1日のサブミーティングが、韓国水力原子力株式会社(KHNP)によって行われる。次回の サブミーティングの対象として提案されているトピックスは、(1)原子力施設の解体廃棄物、 (2)廃棄物の区分、及び (3)TENORMである。
2003年の放射性廃棄物管理ワークショップの開催国候補は、インドネシアである。
    放射性廃棄物管理ワークショップを、放射性廃棄物管理プロジェクトの目的が達成されるまで継続するとの提案が強力に推奨された。
この計画は地球環境の観点からも、FNCA各国における放射性廃棄物の安全な管理、 放射線防護に貢献するものである。
合意された3ヵ年計画は、2002年3月に東京で開催されるコーディネーター会合に 提出された。
 
 
  3.サブミーティング結果
 
  統合報告書は、以下の編集要領に基づいて作成し発行することが合意された。
a. 使用済み線源(SRS *2)の貯蔵について各国より報告が行われ、使用済み線源管理の情報交換が 行われた。また、使用済み線源貯蔵管理における種々の局面に関し討議された。
*2 : Spent Radiation Source

各国報告では、FNCA参加国におけるSRSの安全管理の基準となる規制の枠組の必要性についての報告が集中した。また、密封放射線源の管理規制がないためのリスクや、SRSに起因する放射線事故など、可能な放射線影響を認識した上で、数ケ国からSRS管理に関するアクションプランが報告された。

SRSの貯蔵問題の取組では、最近の国際安全基準やガイダンス文書を検討して採用された安全性評価方法など、韓国の新統合システムについて説明された。

SRS管理の多くの課題として、線源の供給者への返還オプション、SRSのスクラップ金属への混入、SRS管理のコストなどについても話し合われた。

要するに、密封放射線源は、世界各国はもとより、本FNCAワークショップの全参加国において数十年にわたって利用されてきたにもかかわらず、密閉放射線源の管理および事故や誤用の防止への挑戦は今も続いているということである。

規制体系が他の国と比べると初期的段階である国もいくつかある。
SRS管理は、FNCAの放射性廃棄物管理プロジェクトの枠組みによる地域協力の中でも優先すべき重要な分野になるだろう。

  b. TENORM(技術的に濃縮された天然起源放射性物質、天然放射性選鉱廃棄物)
TENORMの討議の中で、参加各国の現在の状況が紹介された。報告の後に 行われた討議では、TENORM廃棄物の管理における除外 (exclusion) ならびに免除 (exemption) 及びクリアランス(clearance)について焦点が当てられた。参加者は本件についての更なる討議を韓国で行うこととし、次回の韓国におけるワークショップではTENORMとICRP勧告Publication82につ いての報告を行うことが合意された。
 
 
4.使用済み線源管理タスクグループ活動
 使用済み線源管理タスクグループの最初の活動は、2001年7月30日から8月 3日にかけてマニラのフィリピン原子力研究所(PNRI)でフィリピンと日本の間で行われた討議/調査会合である。2回目の活動は、2001年8月20日 から8月24日にかけてバンコクのタイ原子力庁(OAEP)でタイと日本の2国間で行われた討議/調査会合である。
 2002年度も使用済み線源管理タスクグループの活動を継続することが合意された。ボランタリー国になる可能性があり、更なる討議のためにそれぞれの当局の許可を得る必要のある国として韓国、マレーシア、インドネシアなどがあげられた。
 
  フィリピンでの使用済み 線源用の鉛遮蔽容器   タイの製鉄工場のスクラップヤード  
  フィリピンでの使用済み線源用の鉛遮蔽容器   タイの製鉄工場のスクラップヤード  
 
  フィリピンでの使用済み線源の処理   タイの製鉄所でのゲート モニタ ーによる放射線測定  
  フィリピンでの使用済み線源の処理   タイの製鉄所でのゲート モニタ ー
による放射線測定
 

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