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放射線安全・廃棄物管理 workshop

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ワークショップ


FNCA 2016 放射線安全・廃棄物管理 ワークショップ

FNCA2016放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
概要

2016年10月4日〜6日
カザフスタン、アルマティ


集合写真

 2016年度のFNCA放射線安全・廃棄物管理ワークショップが、2016年10月4日から6日までの3日間、日本の文部科学省(MEXT)とカザフスタン国立原子力センター(NNC)主催の下、カザフスタンのカジョル・ホテル(アルマティ)およびカザフスタン核物理研究所(アラタウ村)にて開催されました。
 バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、タイ、ベトナムのFNCA参加9ヶ国から、放射線安全・廃棄物管理に関する政策立案、規制、運用、研究、開発などに携わる18名の研究員及び専門家が出席し、発表および討議が行われました。

Dr Batyrbekovと小佐古主査 ワークショップ参加者

 参加者は、原子力/放射線緊急時計画・対応、および低・中レベル放射性廃棄物処分場・長期貯蔵施設建設について、昨年からの進捗と改善点および将来計画に焦点を当てて発表を行いました。また、『原子力・放射線緊急時計画および対応に関する統合化報告書』の原稿のピアレビューも行いました。この報告書は2017年3月に発行される予定です。特別講義として、東京大学名誉教授の小佐古敏荘氏が福島第一原子力発電所の現状について、また(公社)日本アイソトープ協会常務理事の二ツ川章二氏が当協会の概要について、それぞれ発表を行いました。

 10月5日には、カザフスタン核物理研究所にて「原子力施設における放射性廃棄物管理」と題するオープンセミナーが開催され、約30名の参加がありました。
 最初に、核物理研究所の所長代理ピーター・チャクロフ氏より歓迎の挨拶と、研究所の歴史について紹介がありました。次に、小佐古氏よりFNCAの概要と成果について発表がありました。続いて、カザフスタン(1)、日本(1)、バングラデシュ(1)、タイ(1)から計4件の発表が行われ、FNCA事務局からは文部科学省による人材養成プログラム(原子力研究交流制度)の紹介がありました。

Dr Peter Chakrovと小佐古主査 質疑応答

 10月5日の午後に、カザフスタン核物理研究所(INP)にてテクニカルビジットが開催されました。参加者達は、研究炉と、放射性医薬品が製造されている施設を視察しました。



FNCA2016 放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
議事録

2016年10月4日〜6日
カザフスタン、アルマティ


i) 日程 2016年10月4日〜6日
ii) 会場 カジョル・アルマティ
カザフスタン核物理研究所(INP)
iii) 主催 文部科学省
カザフスタン国立原子力センター(NNC)
iv) 参加者 9ヶ国から18名(バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、タイ、ベトナム)

 2016年度FNCA放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップが、2016年10月4日〜6日の間、文部科学省とカザフスタン国立原子力センター(NNC)共催の下、カジョル・アルマティおよびアラタウ村にあるカザフスタン核物理研究所(INP)にて開催された。

 FNCA参加9ヶ国より、放射線安全・廃棄物管理分野の政策、規制、運転そして研究開発に携わる18名の専門家が本ワークショップに参加した。参加国は、バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、タイ、ベトナムである。

[開会セッション]

 FNCAカザフスタンコーディネーターである、カザフスタン国立原子力センター(NNC)総裁のエルラン・G・バティルベコフ氏と、日本プロジェクトリーダーである、東京大学名誉教授の小佐古敏荘氏が歓迎の挨拶を行った。バティルベコフ氏は、カザフスタンにおける放射性廃棄物管理の重要性について述べ、ワークショップの成功を祈った。小佐古氏も会合が実りあるものであることを願い、またNNCがワークショップを主催したことについて感謝の意を述べた。

[セッション1]カントリーレポートI原子力・放射線緊急時計画および対応
-昨年からの進捗と改善点および将来計画-

 9ヶ国が、原子力・放射線緊急時計画および対応について、昨年からの進捗と改善点および将来計画を発表した。本セッションのサマリーは添付1 を参照。

[セッション2]原子力・放射線緊急時計画および対応に関する統合化報告書の原稿ピアレビュー

 参加国は、それぞれの原稿をピアレビューし中間目標を立てた。本セッションのサマリーは添付1 を参照。

[セッション3]カントリーレポートII低・中レベル放射性廃棄物処分場・長期貯蔵施設建設
-昨年からの進捗と改善点および将来計画-

 8ヶ国が、低・中レベル放射性廃棄物処分場・長期貯蔵施設建設について、昨年からの進捗と改善点および将来計画を発表した。本セッションのサマリーは添付1 を参照。
 プレゼンテーション後、参加者の間の討論では、放射性廃棄物処分プログラムに関する次の問題が提起された。すなわち、処分サイトの選定および指定(発電所用なのか、非発電所用なのか、それとも両者の組み合わせなのか)、規制上の枠組みの必要性、現在および将来の廃棄物量に関する妥当なデータの必要性、処分プログラムおよび用いられるべき種類の技術のための財源ならびに、政府と公衆の間の合意である。参加者は、発電所から発生する廃棄物の量は、原子炉の設計および運転について調整すれば、発電所および放射性廃棄物処分の実績を有する諸国の経験から引用することができるという見解で一致した。

[セッション4] 特別講義

 小佐古氏と日本アイソトープ協会(JRIA)常務理事の二ツ川章二氏が、福島第一原子力発電所の現状およびJRIAの活動について、それぞれ発表した。本セッションのサマリーは添付1 を参照。

[セッション5]総括
-ワークショップのまとめ、3年評価準備、第6フェーズに向けた提案-

 参加国に、3年評価項目と次フェーズ(2017年度〜2019年度)の活動に関する提案が共有された。

[閉会セッション]

 小佐古氏およびカザフスタンプロジェクトリーダーであるNNCのエフゲニー・トゥール氏により、本ワークショップは正式に閉会された。

[オープンセミナー]原子力施設における放射性廃棄物管理

 「原子力施設における放射性廃棄物管理」と題されたオープンセミナーが、2016年10月5日にカザフスタン核物理研究所(INP)にて開催された。本セミナーには、約30名の出席者があった。
 最初に、INPセンター長代理であるピーター・チャクロフ氏により、歓迎の挨拶とINPの歴史の紹介があった。次に、小佐古氏よりFNCAの構造や実績に関して簡単な説明がなされた。カザフスタン(1)、日本(1)、バングラデシュ(1)、タイ(1)より、計4つの発表が行われ、FNCA事務局より日本政府による人材養成事業について簡単に紹介された。オープンセミナーのサマリーは添付2 を参照。

[テクニカルビジット] カザフスタン核物理研究所

10月5日の午後に、カザフスタン核物理研究所(INP)にてテクニカルビジットが開催された。参加者達は、研究炉と、放射性医薬品が製造されている施設を視察した。まずは、WWR-K研究炉の制御室と、使用済み核燃料や照射試料が湿式貯蔵されている中央ホールを見学した。WWR-K研究炉は、熱中性子プール型である。同炉は、冷却材、減速材および反射材として脱塩水を用いる。同炉は、核物理基礎研究、材料科学や原子炉試験などの研究目的ならびに、医療用放射性同位体およびガンマ線源の製造、シリコンの中性子ドーピングや中性子放射化分析のために用いられている。次に、参加者は核医学・生物物理学センターの放射性医薬品製造施設に向かい、そこでサイクロトロンおよびホットセルユニットを視察した。同施設は、F-18、Tl-201、Ga-67、In-111、I-123、I-131、Sm-153やSr-89などの放射性医薬品の製造用に設計されている。

添付

添付1 セッションサマリー

添付2 オープンセミナーサマリー


FNCA2016 放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
プログラム

2016年10月4日〜6日
カザフスタン、アルマティ


1日目:2016年10月4日(火)

09:00 – 09:30 参加登録
開会セッション
09:30 – 09:45 歓迎挨拶(15分)
  -  Dr ErlanBatyrbekov(カザフスタン国立原子力センター総裁)
  -  小佐古敏荘氏(東京大学名誉教授/FNCAプロジェクトリーダー)
09:45 – 09:55 参加者自己紹介/アジェンダ確認(10分)
10:00 – 10:20 記念撮影/コーヒーブレイク(20分)
セッション1:カントリーレポートI
原子力・放射線緊急時計画および対応 -昨年からの進捗と改善点および将来計画-
(発表20分+質疑応答5分)

議長: Ms NavaangalsanOyuntulkhuur(モンゴル)
10:20 – 10:45 バングラデシュ
10:45 – 11:10 中国
11:10 – 11:35 インドネシア
11:35 – 12:00 日本
12:00 – 13:15 昼食(75分)
セッション1(続):カントリーレポートI
原子力・放射線緊急時計画および対応 -昨年からの進捗と改善点および将来計画-
(発表20分+質疑応答5分)

議長: Prof An Hongxiang(中国)
13:15 – 13:40 カザフスタン
13:40 – 14:05 マレーシア
14:05 – 14:30 モンゴル
14:30 – 14:45 コーヒーブレイク(15分)
14:45 – 15:10 タイ
15:10 – 15:35 ベトナム
セッション2:原子力・放射線緊急時計画および対応に関する統合化報告書の原稿ピアレビュー(90分)
議長:小佐古敏荘氏(日本)
15:35 – 17:30 原稿のピアレビュー(90分)
 グループ1:タイ・インドネシア・モンゴル
 グループ2:バングラデシュ、中国、マレーシア
 グループ3:日本、カザフスタン、ベトナム

2日目:2016年10月5日(水)

オープンセミナー:原子力施設における放射性廃棄物管理
09:00 – 09:30 参加登録
09:30 – 09:40 歓迎および開会の挨拶
  -  Mr Peter Chakrov(カザフスタン核物理研究所所長代理)
  -  小佐古敏荘氏(東京大学名誉教授/FNCAプロジェクトリーダー)
09:40 – 10:00 講義1.1:カザフスタンにおける放射性廃棄物の現状と概念(質疑応答 5分含)
(発表15分+質疑応答5分)
 発表者: Dr Alexander Klepikov(カザフスタン原子力技術安全センターセンター長代理)
10:00 – 10:20 講義1.2:ウラン採掘による放射性残渣の現状と課題
(発表15分+質疑応答5分)
 発表者: 小佐古敏荘氏(東京大学名誉教授/FNCAプロジェクトリーダー)
10:20 – 10:40 コーヒーブレイク(20分)
10:00 – 10:20 講義2:各国における放射線安全・廃棄物管理の現状
(発表15分+質疑応答5分x 2ヶ国)
 発表者: Dr M. Moinul Islam(バングラデシュ)
  Ms NanthavanYa-anant(タイ)
11:20 – 11:35 日本政府による人材養成プログラム(15分)
 発表者: 谷田彩子(FNCA事務局)
11:20 – 11:35 質疑応答(15分)
 司会: 小佐古敏荘氏(東京大学名誉教授/FNCAプロジェクトリーダー)
12:00 – 15:00 テクニカルビジット(カザフスタン核物理研究所)
19:00 – 21:30 NNC主催レセプション

3日目:2016年10月6日(木)

セッション3:カントリーレポートII
低・中レベル放射性廃棄物処分場・長期貯蔵施設建設 -昨年からの進捗と改善点および将来計画-

(発表20分+質疑応答5分)
議長: Mr MochRomli(インドネシア)
<進捗と計画>
09:00 – 09:25 インドネシア
09:25 – 09:50 ベトナム
<進捗と改善点および将来計画>
09:50 – 10:15 中国
10:15 – 10:30 コーヒーブレイク(15分)
10:30 – 10:55 日本
10:55 – 11:20 カザフスタン
11:20 – 11:45 マレーシア
11:45 – 12:10 モンゴル
12:10 – 12:35 タイ
12:35 – 13:15 昼食(40分)
13:15 – 14:00 討議(45分)
セッション4:特別講義
(発表15分 + 質疑応答5分)
議長: Dr Pham Quang Minh(ベトナム)
14:00 – 14:20 福島第一原子力発電所の現状
  -  小佐古敏荘氏(東京大学名誉教授/FNCAプロジェクトリーダー)
14:20 – 14:40 日本アイソトープ協会(JRIA)の活動
  -  二ツ川章二氏(日本アイソトープ協会常務理事)
セッション5:総括
–ワークショップのまとめ、3年評価準備、第6フェーズに向けた提案–

(発表15分 + 質疑応答5分)
議長:小佐古敏荘氏(日本)
14:40 – 14:45 統合化報告書およびニュースレターの作成スケジュール確認(5分)
  -  FNCA事務局
14:45 – 15:05 3年評価準備および第6フェーズ(2017年〜2019年)に向けた提案(20分)
15:05 – 15:20 コーヒーブレイク(15分)
15:20 – 16:20 ワークショップ議事録の確認と採択(60分)
16:20 – 16:30 閉会の言葉
  -  小佐古敏荘氏(東京大学名誉教授/FNCAプロジェクトリーダー)
  -  Mr Yevgeniy Tur(カザフスタン国立原子力センター/FNCAプロジェクトリーダー)

FNCA2016 放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
参加者リスト

2016年10月4日〜6日
カザフスタン、アルマティ


バングラデシュ

モイヌル・イスラム(Dr M. Moinul Islam)
バングラデシュ原子力委員会(BAEC)
保健物理・放射性廃棄物管理ユニット
主席技師

中国

アン・ホンシャン(Prof An Hongxiang)
中国核工業放射線防護研究院(CIRP)
廃棄物管理部
廃棄物安全ディビジョン長

インドネシア

モチ・ロムリ(Mr MochRomli)
インドネシア原子力庁(BATAN)
放射性廃棄物処理処分技術センター
放射線安全官

日本

小佐古敏荘
東京大学
名誉教授

二ツ川章二
公益社団法人日本アイソトープ協会
常務理事

カザフスタン

エルラン・バティルベコフ(Dr ErlanBatyrbekov)
カザフスタン国立原子力センター(NNC)
総裁

セルゲイ・ベレジン(Mr Sergey Berezin)
カザフスタン国立原子力センター(NNC)
副総裁

エフゲニー・トゥール(Mr Yevgeniy Tur)
カザフスタン国立原子力センター(NNC)
技術経済評価部
シニアエンジニア

セルゲイ・ウハーノフ(Mr Sergey Ukhanov)
カザフスタン国立原子力センター(NNC)
技術経済評価部
シニアエンジニア

アリヤ・イズバスハノーヴァ(Ms Aliya Izbaskhanova)
カザフスタン国立原子力センター(NNC)
放射線安全部
放射性物質・電離放射線源・放射性廃棄物計量および管理ディビジョン長

ヌルギュル・クルマンガリイェーヴァ(Ms NurgulKurmangaliyeva)
カザフスタン国立原子力センター(NNC)
広報部
通訳

ジャナル・アイゴジナ(Ms ZhanarAigozhina)
カザフスタン国立原子力センター(NNC)
広報部
通訳

ドミトリー・キム(Mr Dmitriy Kim)
カザフスタン核物理研究所(INP)
放射線安全部
副部長

マレーシア

ナズラン・ビン・ハルン(Mr Nazran Bin Harun)
マレーシア原子力庁(Nuclear Malaysia)
研究員

モンゴル

ナバンガルサン・オユントゥルクール(Ms NavaangalsanOyuntulkhuu)
モンゴル原子力委員会
放射線安全局
局長

タイ

ナンタバン・ヤアナント(Ms NanthavanYa-anant)
タイ原子力技術研究所(TINT)
放射性廃棄物管理センター
放射性廃棄物管理課
課長

ベトナム

ファム・カン・ミン(Dr Pham Quang Minh)
ベトナム原子力研究所(VINATOM)
計画研究開発マネジメント部
部長

事務局

谷田彩子
公益財団法人原子力安全研究協会
国際研究部



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