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放射線安全・廃棄物管理 workshop

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ワークショップ


FNCA 2017 放射線安全・廃棄物管理 ワークショップ

FNCA2017放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
概要

2017年8月1日〜3日
タイ、バンコク


集合写真

 2017年度FNCA放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップが、2017年8月1日〜3日の3日間、文部科学省とタイ原子力技術研究所(TINT)共催の下、グランド・メルキュール・フォーチュン・バンコク、カセサート大学およびタイ原子力技術研究所(TINT)にて開催されました。
 FNCA参加12ヶ国より、放射線安全・廃棄物管理分野の政策、規制、運転そして研究開発に携わる21 名の専門家が本ワークショップに参加しました。参加国は、オーストラリア、バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、韓国、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナムです。

小佐古主査の写真
小佐古敏荘氏(東京大学名誉教授)
ワークショップ参加者の写真
ワークショップ参加者による発表の様子

 国別報告では、各国の現状に合わせて(A)「低レベル放射性廃棄物処分場」、もしくは(B)「放射線廃棄物と使用済み燃料管理の現状(低レベル放射性廃棄物処分場に関する課題、問題、将来計画を含む)」のいずれかについての発表が行われ、特別講義では各国が最も関心の高い問題について発表されました。

 8月3日午前、カセサート大学にて「原子力および放射線の応用と放射性廃棄物管理」と題された公開セミナーが開催され、約50名の参加がありました。午後には、バンコクから約70キロメートル離れたナコーンナーヨック県オンガラク郡へ移動し、タイ原子力技術研究所(TINT)にてテクニカルビジットを開催しました。TINTでは、ジェムストーンの着色設備、放射化学研究室、同位体解析研究室、使用済み密封放射性線源(DSRS)貯蔵施設、放射性廃棄物処理施設を視察し、ツアーは高評価を得ました。

道川氏の写真
道川祐市氏(文部科学省)
Dr Wanwisaの写真
Dr Wanwisa Sudprasert(カセサート大学)
テクニカルビジットの様子の写真
放射性廃棄物貯蔵施設見学
貯蔵施設の前での集合写真
施設前での集合写真

 10月5日の午後に、カザフスタン核物理研究所(INP)にてテクニカルビジットが開催されました。参加者達は、研究炉と、放射性医薬品が製造されている施設を視察しました。



FNCA2017 放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
議事録

2017年8月1日〜3日
タイ、バンコク


i) 日程 2017年8月1日〜3日
ii) 会場 グランド・メルキュール・フォーチュン・バンコク
カセサート大学
タイ原子力技術研究所(TINT)
iii) 主催 文部科学省
タイ原子力技術研究所(TINT)
iv) 参加者 12ヶ国から21名(オーストラリア、バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、韓国、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナム)

 2017年度FNCA放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップが、2017年8月1日〜3日の3日間、文部科学省とタイ原子力技術研究所(TINT)共催の下、グランド・メルキュール・フォーチュン・バンコク、カセサート大学およびタイ原子力技術研究所(TINT)にて開催された。

 FNCA参加12ヶ国より、放射線安全・廃棄物管理分野の政策、規制、運転そして研究開発に携わる21 名の専門家が本ワークショップに参加した。参加国は、オーストラリア、バングラデシュ、中国、インドネシア、日本、韓国、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナムである。

[開会セッション]

 FNCAタイコーディネーターのポーンテップ・ニサマニーフォン氏(TINT所長)、FNCA日本コーディネーターの和田智明氏、文部科学省の道川祐市氏がそれぞれ歓迎の挨拶を行った。ニサマニーフォン氏は、FNCA参加国における放射性廃棄物管理の重要性を強調し、本ワークショップの成功を祈った。和田氏は、本ワークショップに際するTINTの主催およびサポートに深い感謝の意を述べた。さらに、FNCA参加国の多くが低レベル放射性廃棄物処分場の建設を計画していることから、本プロジェクトが各国の助けになることを期待するとした。道川氏は、2016年度FNCA大臣級会合にて採択された共同コミュニケに言及し、FNCA参加国における共通の問題に取り組むため、本プロジェクトを発展させるとした項目を紹介した。

[セッション1]第6フェーズ開始にあたって

 まず、和田氏がFNCAの新構造と成果について発表した。その中で、2016年度のコーディネーター会合の結論を紹介し、ほとんどのFNCA参加国が近い将来低レベル放射性廃棄物処分場の建設を計画していることから、本プロジェクトは参加国を支援するべきであるとした。次に、FNCA日本プロジェクトリーダーである小佐古敏荘氏(東京大学名誉教授)が、本プロジェクトの歴史と、本年度より開始された新フェーズ(第6フェーズ)の概要について紹介した。本セッションのサマリーは添付1を参照。

[セッション2]カントリーレポート

 12ヶ国が、それぞれ(A)「低レベル放射性廃棄物処分場」、もしくは(B)「放射線廃棄物と使用済み燃料管理の現状(低レベル放射性廃棄物処分場に関する課題、問題、将来計画を含む)」のいずれかについて発表を行った。本セッションのサマリーは添付1を参照。

[セッション3]低レベル放射性廃棄物処分場に関する統合化報告書の大枠に関する討議

 小佐古氏より、「低レベル放射性廃棄物処分場に関する統合化報告書」の大枠について提案がなされた。全ての参加国が意見を述べ、最終的な結論はワークショップ後にメールベースで行われることとなった。本セッションのサマリーは添付1、討議サマリーは添付1参考を参照。

[セッション4] 特別講義

 7ヶ国が、それぞれ最も関心の高い事項について発表を行った。本セッションのサマリーは添付1を参照。いくつかの国では、特に人材、パブリック・アクセプタンス、経済等の事情から、処分計画の実行が非常に困難である。また、韓国、中国、マレーシア、フィリピンの処分計画に関する経験談が、参加国にとって非常に有益であった。

[セッション5]まとめ

 会合議事録が、参加者により承認された。
 来年度のワークショップは、2018年10月〜11月の間に、オーストラリアで開催される予定である。

[閉会セッション(公開セミナー会場にて)]

 FNCAタイプロジェクトリーダーであるナンタバン・ヤアナント氏と小佐古氏の閉会の言葉により、本ワークショップは正式に閉会された。

[オープンセミナー]原子力および放射線の応用と放射性廃棄物管理

 8月3日午前、カセサート大学にて「原子力および放射線の応用と放射性廃棄物管理」と題した公開セミナーが開催され、約50名の参加があった。最初にカセサート大学科学部リサーチ・イノベーション課の副学部長オラピン・チェンタヴォーン氏、小佐古氏、道川氏が歓迎の挨拶を述べた。その後、日本(2)、マレーシア(1)、タイ(1)より、計4件の発表が行われた。オープンセミナーのサマリーは添付2を参照。

[テクニカルビジット] タイ原子力技術研究所(TINT)

 8月3日午後、バンコクから約70キロメートル離れたナコーンナーヨック県オンガラク郡へ移動し、タイ原子力技術研究所(TINT)にてテクニカルビジットを開催した。TINTでは、ジェムストーンの着色設備や放射化学研究室を訪れた。また、放射線を利用して作製した植物生長促進剤としてのオリゴキトサンや、乾燥地に用いる超吸水材について説明を受けた。同位体解析研究室では、炭素-14分析実験、トリチウム実験、安定同位体実験等を見学し、その測定方法が非常に正確であることがわかった。次に、使用済み密封放射性線源(DSRS)貯蔵施設と放射性廃棄物処理施設を視察し、最後に移動焼却炉を見学した。ツアーは参加者に非常に好評で、高く評価された。

添付

添付1 セッションサマリー

添付1 参考セッション3ディスカッションサマリー

添付2 オープンセミナーサマリー


FNCA2017 放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
プログラム

2017年8月1日〜3日
タイ、バンコク


1日目:2017年8月1日(月)

09:00 – 09:30 参加登録
開会セッション
議長:Dr Pornthep Nisamaneephong(TINT所長)
09:30 – 09:45 歓迎挨拶(15分)
  -  Dr Pornthep Nisamaneephong(FNCAタイコーディネーター)
  -  和田智明氏(FNCA日本コーディネーター)
  -  道川祐市氏(文部科学省)
09:45 – 09:55 参加者自己紹介/アジェンダ確認(10分)
10:00 – 10:00 記念撮影(5分)
セッション1:第6フェーズ開始にあたって
(発表10分 + 質疑応答5分)
議長:Ms Aliya Izbaskhanova(カザフスタン)
10:00 – 10:15 FNCA活動の概要と成果
  -  和田智明氏(FNCA日本コーディネーター)
10:15 – 10:30 第5フェーズのまとめと第6フェーズの導入
  -  小佐古敏荘氏(日本プロジェクトリーダー)
セッション2:カントリーレポート(AとBの選択制)
(A) 低レベル放射性廃棄物処分場
(B) 放射線廃棄物と使用済み燃料管理の現状(低レベル放射性廃棄物処分場に関する課題、問題、将来計画を含む)

(発表20分 + 質疑応答5分)
議長:Ms Doan Thi Thu Hien(ベトナム)
10:50 – 11:15 オーストラリア
11:15 – 11:40 バングラデシュ
11:40 – 12:05 中国
12:05 – 12:30 インドネシア
12:30 – 13:45 昼食(75分)
セッション2 続1:カントリーレポート(AとBの選択制)
議長:Ms Batdelger Uranchimeg(モンゴル)
13:45 – 14:10 日本(坂本義昭氏)
14:10 – 14:35 カザフスタン
14:35 – 15:00 韓国
15:00 – 15:25 マレーシア
15:25 – 15:45 コーヒーブレイク(20分)
セッション2 続2:カントリーレポート(AとBの選択制)
議長:Ms He Huan(中国)
15:45 – 16:10 モンゴル
16:10 – 16:35 フィリピン

TINT主催歓迎レセプション

2日目:2017年8月2日(水)

セッション2 続3:カントリーレポート(AとBの選択制)
議長:Dr Hyunchul Kim(韓国)
09:30 – 09:55 タイ
09:55 – 10:20 ベトナム
セッション3:低レベル放射性廃棄物処分場に関する統合化報告書の大枠に関する討議
(発表10分 + 討議60分)
議長:Dr M. Moinul Islam(バングラデシュ)
10:20 – 10:30 リードスピーチ:レポートの大枠と構想に関する提案
  -  Prof ToshisoKosako, Project Leader of Japan
10:30 – 11:30 討議(60分)
11:30 – 12:40 昼食(70分)
セッション4:特別講義
(発表15分 + 質疑応答5分)
議長:Mr Edmundo P. Vargas(フィリピン)
12:40 – 13:00 タイ
13:00 – 13:20 オーストラリア
13:20 – 13:40 インドネシア
13:40 – 14:00 コーヒーブレイク(20分)
セッション4 続1:特別講義
議長:Mr Moch Romli(インドネシア)
14:00 – 14:20 日本(河村秀紀氏)
14:20 – 14:40 韓国
14:40 – 15:00 マレーシア
15:00 – 15:20 フィリピン
15:20 – 15:40 コーヒーブレイク(20分)
15:40 – 16:40 バングラデシュ、中国、カザフスタン、モンゴル、ベトナムよりコメント(40分)
セッション5:まとめ
議長:Mr Duncan Kemp(オーストラリア)
16:40 – 17:20 ワークショップ議事録の確認と採択(40分)
セッション6:テクニカルビジット概要
17:20 – 17:40 テクニカルビジットに関する説明(20分)
  -  Ms Nanthavan Ya-anant(TINT)

3日目:2017年8月3日(木)

公開セミナー(於カセサート大学)
「原子力および放射線の応用と放射性廃棄物管理」
09:00 – 09:30 参加登録
09:30 – 09:45 歓迎の挨拶
  -   Assoc. Prof. Dr Orapin Chienthavorn(カセサート大学科学部リサーチ・イノベーション課副学部長)
  -   小佐古敏荘氏(東京大学名誉教授)
  -   道川祐市氏(文部科学省)
09:45 – 10:05 講義1:FNCA概要および文部科学省が実施する人材養成プログラム
(発表15分 + 質疑応答5分)
発表者: 道川祐市氏(文部科学省)
10:05 – 10:30 講義2:Safety Case for Public Concerned in Radioactive Waste Management (FNCA)
(Presentation 20min + QAs 5min)
  発表者: 河村秀紀氏(mcm japan)
10:30 – 10:55 講義3:マレーシアにおける放射性廃棄物の安全マネジメント概要
(発表20分 + 質疑応答5分)
  発表者: Dr MohdAbd Wahab Yusof(マレーシア原子力庁)
10:55 – 11:20 講義4:照射食品の検知法
(発表20分 + 質疑応答5分)
発表者: Dr Wanwisa Sudprasert(カセサート大学)
11:20 – 11:30 閉会の言葉
  -   Ms Nanthavan Ya-anant(TINT)
  -   小佐古敏荘氏(東京大学名誉教授)
11:30 – 12:40 昼食(70分)
12:40 – 14:10 TINT(オンガラク)へ移動
14:10 – 16:00 テクニカルビジット(タイ原子力技術研究所(TINT))
放射性廃棄物貯蔵施設、電子線施設、ガンマ線を利用した害虫不妊化、放射化学研究室等

FNCA2017 放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
参加者リスト

2017年8月1日〜3日
タイ、バンコク


オーストラリア

ダンカン・ケンプ(Mr Duncan Kemp)
オーストラリア原子力科学技術機構(ANSTO)
廃棄物管理サービス
マネージャー

バングラデシュ

M.モイヌル・イスラム(Dr M. Moinul Islam)
バングラデシュ原子力委員会(BAEC)
保健物理・放射性廃棄物管理ユニット
主席技師

中国

ハー・フアン(Ms He Huan)
中国核工業集団
技師

インドネシア

モフ・ロムリ(Mr Moch Romli)
インドネシア原子力庁(BATAN)
放射性廃棄物処理処分技術センター
労働安全および放射線防護ディビジョン
ディビジョン長

日本

小佐古敏荘
東京大学名誉教授

坂本義昭
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
バックエンド研究開発部門
埋設事業センター
技術主席兼埋設事業推進室長

河村秀紀
mcm japan代表

和田智明
FNCA日本コーディネーター

道川祐市
文部科学省研究開発局研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)付
室長補佐

カザフスタン

アリヤ・イズバスハノーヴァ(Ms Aliya Izbaskhanova
カザフスタン国立原子力センター(NNC)
放射線安全部
放射性物質・電離放射線源・放射性廃棄物計量および管理ディビジョン長

韓国

キム・ヒョンチョル(Dr Hyuncheol Kim)
韓国原子力研究所(KAERI)
上席研究員

マレーシア

モード・アブ・ワハブ・ビン・ユソフ(Dr MohdAbd Wahab Yusof)
レーシア原子力庁
廃棄物環境技術部
部長

モンゴル

バットデルゲル・ウランチメグ(Ms Batdelger Uranchimeg)
モンゴル原子力委員会
調査官

フィリピン

エドモンド・ヴァルガス(Mr Edmundo P. Vargas)
フィリピン原子力研究所(PNRI)
上席科学研究専門員

タイ

ポーンテップ・ニサマニーフォン(Dr Pornthep Nisamaneephong)
FNCAタイコーディネーター
タイ原子力技術研究所所長

ニコム・プラサートチアオチャーン(Mr Nikom Prasertchiewchan)
タイ原子力技術研究所(TINT)
放射性廃棄物管理センター
センター長

ナンタバン・ヤアナント(Ms Nanthavan Ya-anant)
タイ原子力技術研究所(TINT)
放射性廃棄物管理センター
放射性廃棄物管理部
部長

アチャラー・パッタナサブ(Ms Archara Phattanasub)
タイ原子力技術研究所(TINT)
放射性廃棄物管理センター
放射性廃棄物管理技術開発部
部長

ヴィルート・カセムタナサク(Mr Virut Kasemtanasak)
タイ原子力技術研究所(TINT)
放射性廃棄物管理部
原子力科学者

ベトナム

ドアン・チー・スー・ヒエン(Ms Doan Thi Thu Hien)
ベトナム原子力研究所(VINATOM)
研究者

事務局

谷田彩子
(公財)原子力安全研究協会
国際研究部



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