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放射線安全・廃棄物管理 workshop

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ワークショップ


FNCA 2021 放射線安全・廃棄物管理 ワークショップ

FNCA2021 放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
概要

2021年11月9日-10日


2021年度の放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトのワークショップが、2021年11月9日〜10日の2日間、文部科学省の主催の下、オンランで開催されました。本ワークショップには10参加国より、放射線安全・廃棄物管理に携わる研究員及び専門家23名が参加しました。参加国は、オーストラリア、バングラデシュ、インドネシア、日本、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナムです。

ワークショップの様子

<ワークショップ>

初日のワークショップ開会に際し、文部科学省の船曳一央氏による歓迎の挨拶に続き、FNCA日本コーディネーターである和田智明氏がビデオメッセージによる開会の挨拶を行いました。本プロジェクトの第7フェーズ(2021年〜2023年)では、NORM*1/TENORM*2に関する統合化報告書の作成を目指して活動しており、参加者は自国のNORM/TENORMに関する現状、問題および今後の計画について発表を行いました。2日目には、NORM/TENORMの統合化報告書に関する発表において、日本の量子科学技術研究開発機構(QST)の岩岡和輝氏が日本のNORMサーベイに関する現況を紹介するとともに、広島大学の保田浩志氏が人文・社会科学的な観点から考えるウラン廃棄物管理に関する展望について発表しました。その後、参加者は3つのグループに分かれてNORM/TENORMについてグループ討議を行いました。

*1 Naturally Occurring Radioactive Materials (NORM):自然起源放射性物質
*2 Technologically Enhanced Naturally Occurring Radioactive Materials (TENORM):人為的な過程を経て濃度が高められた自然起源の放射性物質



FNCA 2021 放射線安全・廃棄物管理プロジェクトワークショップ
議事録

2021年11月9日-10日


i) 期日 2021年11月9日-10日
ii) 会場 オンライン会合
iii) 主催 文部科学省(MEXT)
iv) 参加者 オーストラリア、バングラデシュ、インドネシア、日本、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナムの10ヶ国より合計23名
参加者リスト

FNCA放射線安全・廃棄物管理プロジェクトワークショップが、2021年11月9日〜10日までの2日間にわたり開催されました。本ワークショップは文部科学省(MEXT)により主催されたものである。ワークショップのプログラムは添付資料1を、参加者リストは添付資料2を参照。

セッション1:開会

文部科学省の船曳一央氏より歓迎の挨拶が述べられた後に、FNCA日本コーディネーターの和田智明氏よりビデオメッセージによる開会の挨拶が行われた。

セッション2:NORM/TENORM に関する統合化報告書のフレームワーク

FNCA日本プロジェクトリーダーである小佐古敏荘氏が、NORM(天然放射性核種)/TENORM(人為的に濃度が高められた自然起源放射性物質)に関する問題及び本プロジェクトの第7フェーズ(2021年〜2023年)における活動目標であるNORM/TENORMに関する統合化報告書の作成に向けた流れについて説明した。

セッション3:NORM/TENORMに関する国別報告

10ヶ国により、NORM/TENORMに関する現状、問題および今後の計画について報告があった。各発表のサマリーは添付資料3を参照。

セッション5:NORM/TENORMの統合化報告書に関する発表

日本の量子科学技術研究開発機構(QST)の岩岡和輝氏が、日本のNORMサーベイに関する現況を説明しながら、QSTのNORMデータベースを紹介した。また、広島大学の保田浩志氏は人文・社会科学的な観点から考えるウラン廃棄物管理に関する展望について発表した。各発表のサマリーは添付資料3を参照。

セッション6 及び 7:グループ討議及びそのサマリー

リードスピーチでは、小佐古敏荘氏が本セッションにおける議論の方法及びNORM/TENORMに関する統合化報告書の見出しについて説明をした。その後、参加者は3つのグループに分かれて、統合化報告書の作成において必要なコンテンツ等について討議した後、各グループリーダーがグループ内の討議内容をまとめて発表した。

セッション8: 閉会

最後に、FNCA日本アドバイザーである玉田正男氏の閉会の挨拶をもって、ワークショップは正式に閉会した。

 


FNCA2021 放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
プログラム

2021年11月9日-10日


1日目:2021年11月9日(火)

14:00-14:15 セッション1:開会
  1)歓迎挨拶 - 船曳一央氏(文部科学省)
  2)開会挨拶 - 和田智明氏(日本FNCAコーディネーター)
  3)参加者自己紹介
14:15-14:25 セッション2:NORM/TENORMに関する統合化報告書のフレームワーク
司会:Mr. Oyunbolor Galnemekh(モンゴル)
 1)プロジェクトの概要及び目標 - 小佐古敏荘氏(日本)
14:25-15:25 セッション3:NORM/TENORMに関する国別報告
(発表12分+質疑応答3分)
司会:Dr. Klitsadee Yubonmhat(タイ)
  1)オーストラリア
  2)バングラデシュ
  3)インドネシア
  4)日本(齋藤氏)
15:25-15:45 休憩
15:45-17:15 セッション3:続き
司会: Dr. M. Moinul Islam(バングラデシュ)
  5)カザフスタン
  6)マレーシア
  7)モンゴル
  8)フィリピン
  9)タイ
  10)べトナム
17:15-17:20 セッション4:1日目のラップアップ

2日目:2021年11月10日(水)

14:00-15:00 セッション5:NORM/TENORMの統合化報告書に関する発表
司会:坂本幸夫氏(日本)
  1)日本のNORMサーベイに関する現況 - 岩岡和輝氏(日本)
  2)人文・社会科学的な観点から考えるウラン廃棄物管理に関する展望 - 保田浩志氏(日本)
  3)全体討議
15:00-16:15 セッション6:グループ討議
  1)リードスピーチ:小佐古敏荘氏(日本)
  2)討議
  マレーシア/日本/ベトナム
  フィリピン/オーストラリア/カザフスタン/モンゴル
  バングラデシュ/インドネシア/タイ
  *太字の国がリード国
  *討議は各グループのリード国が進行
16:15-16:25 休憩
16:25-17:15 セッション7:グループ討議のサマリー
司会:Mr. Duncan Kemp(オーストラリア)
  1)グループ毎のサマリー
  2)全体討議
17:15-17:20 セッション8:閉会
  1)ラップアップ - 小佐古敏荘氏
  2)閉会挨拶 - 玉田正男氏(日本FNCAアドバイザー)

 


FNCA2021 放射線安全・廃棄物管理(RS&RWM)プロジェクトワークショップ
参加者リスト

2021年11月9日-10日
オンライン会合


オーストラリア

Mr. Duncan Kemp(ダンカン・ケンプ)
オーストラリア原子力科学技術機構(ANSTO)
廃棄物管理サービス
マネージャー

バングラデシュ

Dr. M. Moinul Islam(M.モイヌル・イスラム)
バングラデシュ原子力委員会(BAEC)
保健物理・放射性廃棄物管理ユニット
主席研究員・ユニット長
*プロジェクトリーダー

インドネシア

Mr. Adi Wijayanto(アディ・ウィザヨント)
インドネシア国立研究革新庁(BRIN)
放射性廃棄物研究技術センター
放射線防護責任者

日本

和田 智明 氏
FNCA日本コーディネーター

玉田 正男 氏
FNCA日本アドバイザー

小佐古 敏荘 氏
東京大学 名誉教授
*プロジェクトリーダー

齋藤 龍郎 氏
日本原子力研究開発機構
バックエンド統括本部 埋設事業センター
事業計画室 技術副主幹

橋本 周 氏
日本原子力研究開発機構
高速炉・新型炉研究開発部門 大洗研究所
放射線管理部 次長

坂本 幸夫 氏
株式会社アトックス
事業開発部エンジニアリングサービスセンター
顧問

岩岡 和輝 氏
量子科学技術研究開発機構
放射線医学研究所 放射線規制科学研究部
主幹研究員

保田 浩志 氏
広島大学
原爆放射線医科学研究所 教授

船曳 一央 氏
文部科学省

山本 桂史 氏
文部科学省

カザフスタン

Mr. Vycheslav Gnyrya (ヴィチェスラブ・グニャリャ)
カザフスタン国立原子力センター(NNC)
原子力研究所
テスト担当副局長
*プロジェクトリーダー

マレーシア

Mr. Ahmad Khairulikram bin Zahari (アフマド・クハイルリクラム・ビン・ザハリ)
マレーシア原子力庁
研究員

Mr. Azmi bin Ibrahim (アズミ・ビン・イブラヒム)
マレーシア原子力庁
研究員

モンゴル

Mr. Oyunbolor Galnemekh(オユンボロル・ガルネメフ)
モンゴル原子力委員会
職員

フィリピン

Ms. Kristine Marie Dacallo Romallosa(クリスティーン・マリー・ダカロ・ロマロサ)
フィリピン原子力研究所(PNRI)
管理科学研究専門官
*プロジェクトリーダー

タイ

Dr. Klitsadee Yubonmhat(クリッサディ・ユボンハット)
タイ原子力技術研究所(TINT)
放射性廃棄物管理センター
放射性廃棄物管理部
原子力専門官
*プロジェクトリーダー

Mr. Witsanu Katekaew(ウィッサヌ・ケイトケオ)
タイ原子力技術研究所(TINT)
放射性廃棄物管理センター
放射性廃棄物管理部
部長

Dr. Sudarat Issarapanacheewin(スダラト・イッサラパナチェウィン)
タイ原子力技術研究所(TINT)
放射性廃棄物管理センター
放射性廃棄物管理部
原子力専門官

ベトナム

Assoc. Prof. Dr Le Thi Mai Huong(レ・チー・マイ・フォン)
ベトナム原子力研究所(VINATOM)
原子力訓練センター
副センター長
*プロジェクトリーダー

事務局

崔 貞娥
公益財団法人 原子力安全研究協会
国際研究部




オンラインオープンセミナー



オンラインオープンセミナーとして、FNCA放射線安全・廃棄物管理プロジェクト運営グループの齋藤龍郎氏(日本原子力研究開発機構)がプレゼンテーションを行いました。

※本内容に関するお問い合わせ(2022年3月31日まで):


Forum for Nuclear Cooperation in Asia