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放射性廃棄物管理 workshop

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TENORM
廃止措置とクリアランス

ワークショップ


FNCA 2003 放射性廃棄物管理 ワークショップ

 
概  要


 FNCA2003放射性廃棄物管理ワークショップは、2003年12月15日〜19日にジャカルタ(インドネシア)にて開催されました。同ワークショップはインドネシア原子力庁(BATAN)と日本の文部科学省(MEXT)が日本原子力産業会議(JAIF)の協力により主催したもので、オーストラリア、中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、およびベトナムの9カ国から放射性廃棄物管理における政策決定、規制、および研究開発に係わる各国代表が参加しました。

  初日の最初のセッションでは、各国の国別報告として放射性廃棄物管理活動の現状と進捗についての報告がなされました。 また、ポスター・プレゼンテーションとして、インドネシアと日本が病院の放射性廃棄物についての発表を、またオーストラリアと日本からは放射性廃棄物管理に関連する産業界の技術について紹介がされました。
  2日目の第2セッションでは「国際動向への対応」というテーマで「IAEAの使用済燃料の安全と放射性廃棄物管理の安全の合同条約」についての円卓討議が行なわれました。 2日目の第3セッションおよび第4セッションでは、特定分野・領域における相互理解の促進と経験の共有に貢献するために、情報交換とより包括的な討議を行なうためのサブミーティングとして「廃棄物受入基準も含めた中低レベル放射性廃棄物(LILW)処分」と「小・中規模の原子力施設解体から生ずる廃棄物の管理」が発表・討議されました。

  ワークショップの第3日目には、インドネシア原子力庁(BATAN)のスルポン地区施設への現地訪問を行ない、研究用原子炉と放射性廃棄物管理施設の視察を行ないました。

  第4日目は、TENORM(人工的に放射能濃度が高められた自然起源の放射性物質)についてのタスクグループ活動の中間報告が行われ、自然起源の放射性物質(NORM)とTENORMの除外、免除、およびクリアランスの概念について、実運用面における問題について議論し、以下の事項についてワークショップ参加者が同意しました。
・NORM/TENORMの管理はFNCA諸国に共通の課題である。
・NORM/TENORMを安全に管理するためには、ICRPとIAEAの概念に基づく被ばく線量規準
 あるいは濃度水準を適用する必要がある。
・NORM/TENORMの安全管理のためにさらなる討議が必要である。

最後のセッションではFNCA枠組の下における「放射性廃棄物管理に関する3カ年計画について以下の討議が行なわれました。
・次回ワークショップの日程と開催地
・次回およびそれ以降の数年の間に討議すべき項目
・報告書および放射性廃棄物管理プロジェクトの小冊子の発行について
・IAEA使用済燃料・放射性廃棄物管理合同条約への参加促進のための声明書
・ポスター発表/小展示会について
・FNCA各国の放射性廃棄物管理統合報告書とウェブサイトの更新について

ワークショップでは、参加者の意見を集約の結果、2004年度およびそれ以降の活動として以下のトピックスをとり扱うことを確認しました。
・クリアランス、免除、およびNORM/TENORMを含む法規制面の事項
・放射性廃棄物の処理と特性化(characterization)
・立地手続、立地調査、および事前安全評価
・保安上の問題

なお、次回のワークショップはマレーシアで行われる予定です。



議事録(仮訳)

 FNCA2003放射性廃棄物管理ワークショップは、2003年12月15日〜19日にジャカルタ(インドネシア)にて開催された。同ワークショップはインドネシア原子力庁(BATAN)と日本の文部科学省(MEXT)が日本原子力産業会議(JAIF)の協力により主催した。放射性廃棄物管理における政策決定、規制、および研究開発に係わるFNCA参加の各国代表者、すなわち、オーストラリア、中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、およびベトナムの9カ国からの参加者が出席した。
  ワークショップにおける討議は、2003年3月5日〜7日に沖縄県の那覇市で開催した第4回FNCAコーディネーター会合の結論に基づいて行なった。
  初日の最初のセッションでは、各国の国別報告として放射性廃棄物管理活動の現状と進捗を報告した。 セッションの要約は議事録添付資料として示す。
  ポスター・プレゼンテーションとして、インドネシアと日本が病院の放射性廃棄物について発表をした。また、オーストラリアと日本から放射性廃棄物管理と関連する産業レベルの技術について紹介した。
  2日目の第2セッションでは「国際動向への対応」のテーマで、「IAEAの使用済燃料の安全と放射性廃棄物管理の安全の合同条約」についての円卓討議を行なった。2日目の第3セッションおよび第4セッションでは、特定の分野・領域における相互理解の促進、経験の共有に貢献するため「廃棄物受入基準も含めた中低レベル放射性廃棄物(LILW)処分」と「小・中規模の原子力施設解体から生ずる廃棄物の管理」をテーマに、情報交換とより包括的な討議を行なうためのサブミーティングを開いた。
  ワークショップの第3日目には、インドネシア原子力庁(BATAN)のスルポン地区(Serpongサイト)への現地訪問を行ない、研究用原子炉と放射性廃棄物管理施設を視察した。
  第4日目は、TENORM(人工的に放射能濃度が高められた自然起源の放射性物質)についてのタスクグループ活動に関する中間報告のためのサブミーティングを開催し、技術情報と経験の交換を行なった。
  自然起源の放射性物質(NORM)とTENORMの除外、免除、およびクリアランスの概念について、実運用面における問題について議論し、以下の事項について同意した。
・NORM/TENORMの管理はFNCA諸国に共通の課題である。
・NORM/TENORMを安全に管理するためには、ICRPとIAEAの概念に基づく被ばく線量規準あるいは濃度水準を適用する必要がある。
・NORM/TENORMの安全管理のためにさらなる討議が必要である。
最後にセッション6ではFNCA枠組の下における「放射性廃棄物管理に関する3カ年計画」について討議した。 討議の内容は以下のとおりである。
・次回ワークショップの日程と開催地
・次回およびそれ以降の数年の間に討議すべき項目
・報告書および放射性廃棄物管理プロジェクトの小冊子の発行について
・IAEA使用済燃料・放射性廃棄物管理合同条約への参加促進のための声明書
・ポスター発表/小展示会について
・FNCA各国の放射性廃棄物管理統合報告書とウェブサイトの更新について

ワークショップ参加者の意見を集約の結果、2004年度およびそれ以降の活動として以下のトピックをとり扱うことを確認した。
・クリアランス、免除、およびNORM/TENORMを含む法規制面の事項
・放射性廃棄物の処理と特性化(characterization)
・立地手続、立地調査、および事前安全評価
・保安上の問題
ワークショップ参加者は2004年のFNCA放射性廃棄物管理ワークショップの開催候補としてマレーシアを提案した。また、このワークショップを主催したBATAN、文科省、および開催に向けての諸調整を実施した原産に対しての謝意を表明した。




参加者リスト

オーストラリア

Mr. Lubi Dimitrovski
Head, Waste Operations & Technology Development, Nuclear Technology, Australian Nuclear Science & Technology Organisation

中 国

Mr. WANG Yuqing
Section Chief, The System Engineering Department, China Atomic Energy Authority(CAEA)

Mr. SUN Qinghong
Research Assistant, China Institute for Radiation Protection

日 本

小佐古敏荘
東京大学 原子力研究総合センター 助教授

飯村 秀文
日本原燃 埋設事業部 部長

生瀬 博之
三菱マテリアル 廃棄物管理部 課長

大越 実
日本原子力研究所 バックエンド技術部放射性廃棄物管理第1課 課長

河田東海夫
核燃料サイクル開発機構 理事

北田 哲夫

(財)原子力研究バックエンド推進センター 立地技術部 部長

酒谷 忠嗣
石川島播磨重工業(株)原燃プロジェクト部 部長代理

中居 邦浩
日揮 放射性廃棄物管理プロジェクトマネージャー

向山 武彦
日本原子力産業会議 ジャカルタ駐在事務所長

小寺 充俊
日本原子力産業会議 アジア協力センター 調査役

韓 国

Dr. Myung-Jae SONG
Project Leader of Korea in FNCA-RWM, General Manager, R&D Office, Nuclear Environment Technology Institute, Korea Hydro & Nuclear Power

Dr. Ji-Hoon LEE
Senior Researcher, Radwaste Treatment Group, R&D Division, NETEC, KHNP

マレーシア

Dr. Syed Abdul Malik Syed Zain
Manager, Radioactive Waste Management Centre, Technical Services Division, Malaysian Institute for Nuclear Technology Research (MINT)

Mr. Mohd Yasin bin Sudin
Director of Enforcement Division,
Atomic Energy Licensing Board (AELB)
Ministry of Science, Technology & Innovation

フィリピン

Ms. Eulinia M. Valdezco
Chief, Nuclear Regulations, Licensing and Safeguards Division, Philippine Nuclear Research Institute(PNRI)

Ms. Editha A. Marcelo
Senior Science Research Specialist, Radiation Protection Services, PNRI

タ イ

Ms. Kanitha Srisuksawad
Nuclear Chemist, Radioactive Waste Management Program, Office of Atoms for Peace(OAP)

Mr. Nikom Prasertchiewchan
Nuclear Chemist, Radioactive Waste Management Program OAP

ベトナム

Dr. Nguyen Ba Tien
Director of Purification Technology Center, Institute for Technology of Radioactive and Rare Elements (ITRRE, VAEC)

インドネシア

Dr. Asmedi Suripto
Director, Development Center for Radioactive Waste Management (RWMDC), National Nuclear Energy Agency (BATAN)

Dr. Djarot Sulistio Wisnubroto
Head for Radwaste Treatment Technology Division, RWMDC, BATAN
Drs. Gangsar Santoso Waste Division, RWMDC, BATA

Drs. Gangsar Santoso
Waste Division, RWMDC, BATAN


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