FNCA

放射線治療 ワークショップ

MENU
photo
プロジェクト紹介
 
プロジェクトリーダー
- メッセージ
- 紹介
 
活動成果に関連した論文
リスト
その他の活動成果

ワークショップ

FNCA 2002 放射線治療ワークショップ

2002年度FNCA放射線治療ワークショップ



 2002年度のFNCA放射線治療ワークショップは、日本の文部科学省(MEXT)と独立行政法人医学総合研究所(放医研:NIRS)の共催、日本原子力産業会議(JAIF)の協力によって、2002年12月17日から20日にかけて、千葉市と東京で開催されました。同ワークショップには、中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムのFNCA参加8ヵ国と国際原子力機関(IAEA)の代表が参加しました。
−2002年度FNCA放射線治療ワークショップ)−
   
   
     
 
 ワークショップ初日の17日には、第1セッションで国際原子力機関(IAEA)のB.ビクラム技術担当官が「IAEAと国際動向」と題して特別講演を行い、FNCA医学利用プロジェクトなどアジア協力プロジェクトの重要性を強調するとともに、新技術や高価な放射線治療機器の利用の最大化のための訓練支援、IAEAによる支援の実施状況を紹介しました。続く第2セッションでは、「子宮頚がんの標準治療手順書(プロトコル)」に基づく治療患者の追跡状況が、第3セッションでは、子宮頚がんの加速多分割照射治療法による治療患者の登録状況が報告されました。また、第4セッションでは、新しいプロトコルの検討として、子宮頸がんに対する放射化学療法について、パイロット・スタディの結果報告とプロトコルの提案が行われました。
ワークショップ2日目の18日には、第4セッション(継続)に続き、第5セッションとして、上咽頭がんに対する放射化学療法の新しいプロトコルの検討が行われ、日本における上咽頭がんに対する放射化学療法の現状報告やプロトコルの提案がなされました。続く第6セッションでは放射線治療のための線量測定の品質保証(QA)/品質管理(QC)をテーマに報告・検討が行われました。
今回のワークショップで合意された主な事項としては、2003年から進行性子宮頚がんの化学放射線治療法に関する標準プロトコルと上咽頭がんの放射化学療法(パイロット・スタディ)の2つの新しい共同試行が開始されることになりました。また、放射線治療のための線量測定のQA/QCに関するガイドブックも現在、準備中で、FNCA参加国が草稿をレビューし、次回のワークショップに提出されることになっています。
また、ワークショップでは、日本の専門的病院の放射線治療技術の現状を理解する機会として、千葉県がんセンターと放射線医学総合研究所の重粒子線治療装置(HIMAC)への施設訪問が行われました。
-放射線医学総合研究所の重粒子線治療装置の視察-
   


FNCA2002放射線治療ワークショップ議事録(仮訳)



千葉市ならびに東京都、日本
2002年12月17日〜20日
2003年3月13日
 
1. 2002年3月の第3回FNCAコーディネーター会合ならびに2002年10月の第3回FNCA本会合における合意に基づき、FNCA2002放射線治療ワークショップが、2002年12月17日から同20日にかけて、日本の千葉市ならびに東京都において開催された。このワークショップは、日本の文部科学省(MEXT)と独立行政法人医学総合研究所(放医研:NIRS)の共催、日本原子力産業会議(JAIF)の協力によって開催された。本ワークショップには、FNCA参加国中8カ国、すなわち中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、そしてベトナムの代表と、国際原子力機関(IAEA)の代表が参加した。
2. 開会セッションは放医研で行なわれた。歓迎の辞が、放医研の辻井博彦氏、佐々木康人氏、文部科学省の竹内新也氏から述べられた。次いで、IAEA技術担当官B.Vikram氏が放射線治療分野でのIAEAの活動と、FNCAとの可能な将来の協力について概括した。Vikram氏は、西側諸国民に関する公表された試行の反復よりもむしろ革新的な研究プロジェクトを含むこのアジアでの協力プロジェクトの重要性を強調した。アジアにとって重要な腫瘍の部位として、肝がん、上咽頭がん、子宮頚がんが上げられた。紹介された公表済み研究データには免疫変調放射線治療、肝細胞移殖、HPVとEBVウィルス性滴定分析を使った予測可能な成分定性あるいは定量評価が含まれた。Dr.Vikramは新技術や高価な放射線治療機器の利用の最大化のための訓練支援、あるいはこういった分野での要請されての支援実施におけるIAEAの役割を紹介した。最後に、町末男FNCA日本コーディネーターが、「エネルギー安全保障」「環境保全」「経済成長」の原子力エネルギーの3Eの達成というFNCAの概念とヴィジョンを紹介した
 
3. この医学分野でのFNCAプロジェクトは放射線治療試行の革新的プロトコル(手順書)を含む。放医研はこれらのプロジェクトでコーディネーターならびにデータセンターとしての中心的役割を果たしている。下記の主要テーマを討議した。
a) 子宮頚がん放射線治療標準プロトコル(CERVIX-1)に基づく治療患者の追跡調査状況
b) 子宮頚がん放射線治療での加速多分割照射(AHF)プロトコル(CERVIX-2)による治療患者の登録の更新と追跡調査状況
c) 子宮頚がんならびに上咽頭がんのための新研究プロトコール提案
d) 放射線量計測のQA/QC
4. 放医研がCERVIX-1による治療患者の追跡調査の結果について報告を行なった。その結論は概ね次のとおりであった。
a) 210例の患者が登録され、5年局所制御率、生存率はそれぞれ81.6%、52.5%である。
b) 群馬大学中野隆史氏は参加者に出版を予定しているCERVIX-1の第一原案を紹介した。中野氏は約70%という追跡率が低く懸念すべきことを指摘した。中国、日本、韓国、フィリピンは優れた追跡率を上げたが、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイでは不十分な追跡率であり、完全な追跡率を得られるような資源をそれらの国の当局が供与することを要請する。
5. CERVIX-2のプロトコルのデータが紹介された。
a) 2000年1月から治療データの登録が開始された。登録された症例総数は103である。
b) インドネシア、マレーシア、ベトナムからのさまざまな患者の適格性、とくにプロトコルからのかなりの技術的逸脱が討議された。プロトコルでのキイ・エレメントとして、患者への総照射線量と総治療期間の重要性が強調された。
c) 各参加国が登録患者のデータを発表した。
d) 2年局所制御率、生存率の初期データはそれぞれ94.2%ならびに90.4%となっている。しかし最終報告書で解析されるこれらの症例については、プロトコルへの適格性をレビューすることで合意した
e) 急性副作用でグレード2のgastro-intestinalはAHFで多少増加傾向が認められるが、CERVIX-1プロトコルに比べてグレード3と4の副作用には差異が認められない。
f) 登録は2002年末に終了する。
6. 前回ワークショップで合意したように、ふたつのがんでの化学放射線療法(CRT)パイロット・スタディに関するデータと質問が報告された
a) 子宮頚がんに関しては、中国、日本、マレーシア、フィリピン、タイから発表があった。放射線治療と化学療法のふたつの治療プロトコル、腫瘍応答率ならびに副作用が討議された。いくつかの国にとって実際の問題である装置や経済要因に起因する制約も討議された。放医研の加藤真吾氏は、各国からの質問の結果と、新化学放射線治療プロトコルの提案を発表した。活発な議論を経て、新プロトコルに関する合意ができた。外部照射とブラキセラフィ(微少線源照射)のふたつの方法と抗がん剤(シスプラチン)の投与量レベルが標準化される予定である。
b) 上咽頭がん(NPC)に関しては、日本、中国、タイが発表した。主に化学治療の副作用とスケジュールを討議した。放医研の加藤真吾氏が、NPCの化学放射線治療法に関する調査結果と化学放射線治療法を用いたパイロット・スタディを提案した。放射線治療技術、腫瘍と臨床臓器投与量ならびに化学療法のスケジュールを中心にした討議があった。30mgならびに40mgというふたつの投与量レベルでの毎週の化学療法を、本プロジェクト参加機関で標準的放射線治療計画と個々のカウンターパートとの暫定的合意を用いて行なうことになった。次回会合では、これらの研究から得られたデータを、無作為試行開始を視野に入れて発表する。

 

7. 「ブラキセラフィのための放射線量計測と治療計画の品質保証と品質管理(QA/QC)」というペーパが発表された。会議参加者は、現行ならびに今後の共同臨床試行の質に影響するばかりではなく患者治療全体に影響することから、この問題の重要性を認識した。埼玉県立がんセンターの中村譲氏は、線量測定で大きな誤差を有するベトナムの参加機関に使節団を送り、比較研究を行ない線量計測システムを改善することを提案した。QA/QCに関するガイドブックが準備中である。参加国が草稿をレビューし、改善を行ない、次回のワークショップに提出する。
 
8. FNCAはIAEAとさまざまな分野で引き続いて協力を行なうが、これには「アジア人のための・B期の子宮頚がん放射線治療:共同グループ試行からの報告とガイドライン」の最新版の活用も含む。
 
9. 2003年から、進行性子宮頚がんの化学放射線治療法に関する標準プロトコル(無作為研究。上記(6)-a参照)とNPCの化学放射線治療法(パイロット・スタディ。(6)-b参照)のふたつの新しい共同試行が開始される。
 
10. 本ワークショップの一部として、「FNCA Seminar on Radiation Oncology 2002」という公開講義(オープン・レクチャー)を東京の虎の門パストラルホテルで開催した。これは、医師ならびに医療専門家に、最先端の放射線治療技術とアジア諸国の放射線治療の現状を紹介することを目的とした。講演者とその発表タイトルは以下のとおりであった。
強度変調放射線療法(IMRT) 幡野 和男
千葉県がんセンター 部長
IMRTのための放射線生物学 西村 恭昌
近畿大学 教授
サイバーナイフ Dr.Chul-Koo Cho
韓国原子力病院
定位放射線療法 白土 博樹
北 海道大学 助教授
粒子線療法 鎌田 正
放射線医学総合研究所 室長
頭頚部がんに対する放射化学療法 アンソニー・T・C・チャン
香港中文大学(中国)
非小細胞肺がんに対する放射化学療法 小林 国彦
埼玉県立がんセンター 医長
子宮頚がんに対する放射化学療法 ビチャン・ルビーダイヤ
チェンマイ大学(タイ)
中 国 カオ・ジャンピン
(蘇州大学)
インドネシア R・ススウォロ
(インドネシア大学)
日本 中野 隆史 
群馬大学 教授
韓国 チョウ・チュル・コウ
(韓国原子力病院)
マレーシア フアド・ビン・イスマイル
(国立マレーシア大学病院)
タイ ヤワラ・チャンシルパ
(マヒドン大学シリライ病院)
フィリピン ミリアム・ジョイ・C・カラグアス
(セント・ルーカス医療センター)
ベトナム ト・アン・ダン
(国立がん研究所)
 
11. 日本の専門的病院の放射線治療技術の現状を理解する機会として、千葉県がんセンターと放医研の重粒子線治療装置(HIMAC)への施設訪問が行われた。
 
12. 次回ワークショップの開催国として中国、ベトナム、韓国、タイの優先順位で提起された。決定は2003年3月に東京で開催される第4回FNCAコーディネーター会合でなされる。
 
13. 本議事録は、上記の第4回FNCAコーデイネーター会合に報告される。
 
14. 参加者は日本の文部科学省、放射線医学総合研究所に感謝の意を表明した。また日本原子力産業会議のスタッフに感謝を表明した。参加者は、このプロジェクトに対する日本国政府の引き続いての支援に謝意を表明した。
 
以 上

平成14年度アジア原子力協力フォーラム(FNCA)
放射線治療ワークショップ・プログラム(案)


2002年12月16日

 
開催期間 2002年12月17日(火)〜12月20日(金)
開 催 地 千葉 (独)放射線医学総合研究所/東京 虎ノ門パストラル
主催 (独)放射線医学総合研究所(NIRS)、文部科学省(MEXT)
協力 (社)日本原子力産業会議(JAIF)
 

●12月16日(月) 海外参加者東京国際空港到着

 
ホテルサンガーデン千葉  
TEL:043‐224‐1131 FAX:043‐224‐1156 
 
●12月17日(火)
 
<開会セッション> 
09:00−09:30 司会 立崎 英夫
放医研
開会挨拶 辻井 博彦 
NIRS 重粒子医科学センター病院長
歓迎挨拶 佐々木康人
NIRS 理事長
歓迎挨拶 竹内 新也 
MEXT原子力課国際原子力協力企画官
挨   拶 バドラセイン・ビクラム
国際原子力機関(IAEA)技術官
歓迎挨拶 町 末男
FNCA日本コーディネーター(JAIF常務理事)
議事次第説明/共同議長・書記選任/写真撮影
<セッション 1>

特別講演 
司会 立崎 秀夫(放医学)

09:30−10:10 特別講演 「放射線感受性遺伝子プロジェクト」    
岩川 真由美
放医研 
10:10−10:30 コーヒーブレイク
10:30−10:45 特別講演 「FNCA活動」
町 末男
FNCA日本コーディネーター 
10:45−11:30 特別講演 「IAEAと国際動向」
バドラセイン・ビクラム
(IAEA)
<セッション 2 >
子宮頚癌の標準プロトコール(Cervix-1)にもとづく治療患者の追跡状況
《共同議長:ナナ・スプリアナ(インドネシア)/アニタ・Z・ブスタム(マレーシア)》
11:30−11:45 登録患者のデータ及び結果の解析
佐藤 眞一郎
放医研 
11:45−12:30 1.討論
2.将来計画
12:30−13:30 昼 食
<セッション 3>
子宮頚癌の加速多分割照射法 (Cervix-2) による治療患者の登録状況
《共同議長:チョウ・チュル・コウ(韓国)/群馬大学 中野隆史》
13:30−13:50 登録患者のデータ解析
佐藤 眞一郎
放医研
13:50−14:30 各国からの報告および今後の方針
14:30−14:50 コーヒーブレイク
<セッション 4>
新プロトコールの検討 子宮頚癌に対する放射化学療法
《共同議長:ミリアム・ジョイ・C・カラグアス(フィリピン)/放医研 加藤真吾》
14:50−15:50 フェーズ・パイロットスタディの結果報告
レイ・H・デ・ロス・レイエス(フィリピン)/ 放医研 大野達也/ヤワラク・チャンシルパ(タイ)
15:50−17:00 アンケートまとめ及びプロトコル提案
加藤 真吾
放医研 
15:50−17:00 討論
17:30−19:30 NIRS主催レセプシヨン
 
●12月18日(水)
セッション4(つづき)〜セッション6、放医研見学
 
<セッション 4(続き)>
新プロトコールの検討 子宮頚癌に対する放射化学療法
《共同議長:ミリアム・ジョイ・C・カラグアス(フィリピン)/ 放医研 加藤真吾》
08:30−10:30 子宮頚がん放射化学療法、フェーズ・プロトコルの提案
加藤 真吾
放医研 
15:50−17:00 アンケートまとめ及びプロトコル提案
加藤 真吾
放医研 
15:50−17:00 討論/プロトコール採択
10:30−10:50 コーヒーブレイク
<セッション 5>
新プロトコールの検討 上咽頭癌に対する放射化学療法
《共同議長:ヤワラク・チャンシルパ(タイ)/フアド・B・イスマイル(マレーシア)》
10:50−12:00 上咽頭癌に対する放射化学療法の大阪大学における現状
井上 武宏
大阪大学 
  アンケートまとめ及びプロトコル提案
加藤 真吾
放医研 
  討論
12:00−13:00 昼食
13:00−14:30 上咽頭癌に対する放射化学療法、フェーズI/II スタディのプロトコール提案
討論
<セッション 6>

放射線線量計測のQA/QC/その他
《共同議長:放医研 恒元 博/フアド・R・ススウォロ(インドネシア)》

14:30−15:00 放射線線量計測のQA/QC
中村 譲
埼玉県立がんセンター
15:00−15:30 その他
15:30−15:50 コーヒーブレイク
15:50−17:30 放医研見学
18:00−20:00 夕食会
 
●12月19日(木)
セッション7、閉会式、テクツアー、文部科学省主催レセプション
 
<セッション 7>

議事録採択    
共同議長:
放医研 小林定喜/ミリアム・ジョイ・C・カラグアス(フィリピン)/フアド・B・イスマイル(マレーシア)

08:30−10:30 議事録討議
10:30−11:00 コーヒーブレイク
11:00−11:30 議事録採択
11:30 閉会式
11:40−13:00 昼食
13:00−16:30 テクニカルツアー(千葉県がんセンター)
11:40−13:00 昼食
13:00 放医研出発
13:30−15:00 千葉県がんセンター見学
15:00 千葉県がんセンター出発(バス移動)
16:30 虎ノ門パストラル着
18:00−20:00 文部科学省主催レセプション
 
●12月20日(金)
公開講座(虎ノ門パストラル)
 
 放射線治療ワークショップ公開講座
「FNCA Seminar on Radiation Oncology 2002」
10:00−10:30 開会挨拶 立崎 英夫
放医研
辻井 博彦
放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院長
佐々木 康人
放射線医学総合研究所 理事長
竹内 哲夫
原子力委員会 委員
山下 孝
日本放射線腫瘍学会 理事
町 末男
FNCA日本コーディネーター(日本原子力産業会議 常務理事)
共同議長:
放医研 小林定喜/ミリアム・ジョイ・C・カラグアス(フィリピン)
フアド・B・イスマイル(マレーシア)
12:30−13:30 昼休み
13:30−15:00 放射化学療法の現状
高井 良尋
東北大学 助教授
  招待講演「頭頚部がんに対する放射化学療法」
アンソニー・T・C・チャン
(香港中文大学、中国)
  招待講演「非小細胞肺がんに対する放射化学療法」
小林 国彦
埼玉県立がんセンター 医長
  招待講演「子宮頚がんに対する放射化学療法」
ビチャン・ルビーダイヤ
(チェンマイ大学、タイ)
15:00−15:30 コーヒーブレイク
15:30−17:00 アジア各国の放射線治療の現状
平岡  真寛
京都大学 教授
1)中 国
カオ・ジャンピン(蘇州大学)
2)インドネシア
R・ススウォロ(インドネシア大学)
3) 日 本
中野 隆史 群馬大学 教授
4) 韓 国
チョウ・チュル・コウ(韓国がんセンター病院)
5) マレーシア
フアド・イスマイル(国立マレーシア大学病院)
6) タ イ
ヤワラク・チャンシルパ(マヒドン大学シリライ病院)
7) フィリピン
ミリアム・ジョイ・C・カラグアス(セント・ルーカス医療センター)
8) ベトナム
ト・アン・ダン(国立がん研究所)
17:00− 閉会挨拶 立崎 英夫
放医研
辻井 博彦
放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院長
 
●12月21日(土)
成田発
 

FY2002 FNCA放射線治療ワークショップ海外参加者リスト



 中 国
氏名 役 職
所属機関
Dr. ZHOU Juying Chief Physician The First Hospital Affiliated to Suzhou University
Dr. CAO Jianping(*) Associate Professor
Radiation Genetics & Biology Division, Soochow University
 インドネシア
氏名 役 職
所属機関
Dr. R. SUSWORO Head, Department of Radiology
Faculty of Medicine
University of Indonesia
Dr. Nana SUPRIANA Radiation Oncologist
Ciptomangunkusumo Hospital
 韓 国
氏名 役 職
所属機関
Dr. CHO Chul-Koo Director, Division of Medical Services Korea Cancer Center Hospital
 マレーシア
氏名 役 職
所属機関
Dr. FUAD bin Ismail Clinical Oncologist National University of Malaysia
Dr. ANITA ZARINA Bustam Head, Clinical Oncology Unit University of Malaya Medical Center
 フィリピン
氏名 役 職
所属機関
Dr. Miriam Joy CALAGUAS Head, Section of Cobalt and Hyperthermia, Division of Therapeutic Radiology National University of Malaysia
Dr. Rey H. de los REYES Department Chairman, Gyneologic Oncology Section Jose R.Reyes Memorial Medical Center
 タ イ
氏名 役 職
所属機関
Dr. Yaowalak CHANSILPA Associate Professor Siriraj Hospital
Mahidol University
Dr. Janjira PETSUKSIRI Doctor, Division of Radiation Oncology Siriraj Hospital
Mahidol University
 ベトナム
氏名 役 職
所属機関
Dr. TO Anh Dung Vice Head, Breast and Gynecology Radiotherapy Department National Cancer Institute
Dr. TRAN Dang Ngoc Linh Medical Doctor Ho Chi Minh City Cancer Center
 中 国
氏名 役 職
所属機関
Dr. Anthony Tak-Cheung CHAN Professor Chinese University of Hong Kong 
※1講演者
 タ イ
氏名 役 職
所属機関
Dr. Vicharn LORVIDHAYA Associate Professor Chiangmai University
※1
 国際原子力機関 (IAEA)
氏名 役 職
所属機関
Dr. Bhadrasain VIKRAM Radiation Oncologist IAEA
 バングラデシュ
氏名 役 職
所属機関
Dr. Tarit Kumar SAMADDER Radiation Oncologist Radiation Cancer Institute Hospital, JAPAN
 ベトナム
氏名 役 職
所属機関
Dr. Bui Xuan Cuong Hanoi Cancer Hospital NIRS聴講生
※2

放射線治療ワークショップ公開講座



 FNCA放射線治療ワークショップの一部として、医師や医療専門家に、最先端の放射線治療技術とアジア諸国の放射線治療の現状を紹介することを目的に、公開講座(オープン・レクチャー)「FNCA Seminar on Radiation Oncology 2002」が東京で開催されました。
同公開講座の内容は次の通りです。
<先端技術放射線療法>
強度変調放射線療法(IMRT) 幡野 和男
千葉県がんセンター 部長
IMRTのための放射線生物学 西村 恭昌
近畿大学 教授
サイバーナイフ Dr.Chul-Koo Cho
韓国原子力病院
定位放射線療法 白土 博樹
北海道大学 助教授
粒子線療法 鎌田 正
放射線医学総合研究所 室長
<放射化学療法の現状>
頭頚部がんに対する放射化学療法 アンソニー・T・C・チャン
香港中文大学(中国)
非小細胞肺がんに対する放射化学療法 小林 国彦
埼玉県立がんセンター 医長
子宮頚がんに対する放射化学療法 ビチャン・ルビーダイヤ
チェンマイ大学(タイ)
<アジア各国の放射線治療の現状>
中 国 カオ・ジャンピン
(蘇州大学)
インドネシア R・ススウォロ
(インドネシア大学)
日本 中野 隆史 
群馬大学 教授
韓国 チョウ・チュル・コウ
(韓国原子力病院)
マレーシア フアド・ビン・イスマイル
(国立マレーシア大学病院)
タイ ヤワラ・チャンシルパ
(マヒドン大学シリライ病院)
フィリピン ミリアム・ジョイ・C・カラグアス
(セント・ルーカス医療センター)
ベトナム ト・アン・ダン
(国立がん研究所)
放射線治療ワークショップ公開講座プログラム
 
-放射線治療ワークショップ公開講座-
 
 

Forum for Nuclear Cooperation in Asia