6) |
報告・討議内容 |
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a) |
研究炉施設と安全文化に係る国別報告 |
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b) |
研究炉の安全文化の運転側面、行動・姿勢側面および規制側面に係るグループ討議 |
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c) |
研究炉の安全文化活動に関する指標 |
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d) |
事例報告(動燃アスファルト固化処理施設の火災爆発事故他) |
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e) |
HIFAR研究炉の安全文化調査 |
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f) |
研究施設における異常事の人間のふるまいの分析 |
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g) |
安全文化に関するIAEAの活動 |
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h) |
今後の活動についての討議 |
7) |
主な成果・合意事項 |
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a) |
大衆の原子力事故に対する懸念は、事故の規模や結果にかかわらず生じるため、研究炉への安全文化の適用が重要であるという点で合意した。 |
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b) |
研究炉の安全文化活動に関する六つの指標が合意された。(以下参照)次回ワークショップでは、この指標にもとづく国別報告を行なう。
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c) |
次回ワークショップにおいて、安全ポリシーについて情報交換を行なう。 |
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d) |
オーストラリアが作成した調査票にもとづき、インドネシア、日本、韓国およびベトナムが研究炉の運転を対象とした安全文化調査を行なう。
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● |
研究炉の安全文化活動に係る六つの指標 |
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@ |
管理者と従業員との間で組織における安全文化を議論し、向上させるための会合があること |
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A |
人的要因を決定するための事象分析と安全文化を改善するための事例学習に関する仕組みがあること |
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B |
安全文化の改善に関する訓練活動を行なっていること |
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C |
規制者、請負業者および原子炉の使用者との間で安全文化を議論するための会合または活動があること |
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D |
従業員の意識・姿勢を決定するための調査、行動研究等を実施していること |
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E |
安全文化活動を推進するために十分な資源が割当てられていること |