1) |
オーストラリア代表が、プロジェクトが実り多い成果を得るための動機付け要因として、各国に「プロジェクト推進の中心的役割を持たせる」ことの重要性を指摘した。同代表はまた、 FNCAプログラムが国際原子力機関(IAEA)の技術協力局やアジア地域原子力協力協定(RCA)で行われているものと重複しないよう、常にレビューされるべきであると強調した。中国のFNCAコーディネーターが、毎年少なくとも一つの技術分野でワークショップないしセミナーを主催し、さらにこの協力につき貢献するよう最善を尽くすと中国政府が約束したことを紹介した。 |
2) |
インドネシアおよびベトナムの FNCAコーディネーターが、「原子力計装メインテナンスネットワーク」および「原子力および原子力関連の分析技術を用いた海洋環境汚染の研究およびモニタリング、ならびにFNCAデータベース」をそれぞれ提案した。これらは、セッション6で討議された。 |
3) |
韓国代表が、 FNCA諸国に原子力損害賠償責任のスキームを確立することの必要性に言及した。タイのFNCAコーディネーターが、放射線安全の賠償責任スキームも同様に重要であると述べた。 |
4) |
マレーシアの FNCAコーディネーターが、マレーシア政府は将来、FNCAの使用済放射線源管理プロジェクトにおけるボランティア国となることを考えていると述べた。 |
5) |
フィリピンの FNCAコーディネーターが、2003年にラジオアイソトープ・放射線の農業利用に関するワークショップを、また、2003年に原子力安全文化に関するワークショップを主催することを申し出た。同氏は、フィリピン政府が2006年に第7回FNCA会合を開催することを提案した。 |
6) |
タイの FNCAコーディネーターが、2003年に人材養成(HRD)に関するワークショップを開催することを申し出た。 |