第7回 大臣級会合
バングラデシュが正式参加、10カ国の大臣級が討議
第7回FNCA大臣級会合が 2006 年 11 月 27 日、マレーシア国パハン州クアンタンにおいて開催された。会合の参加国は、日本をはじめとし、開催国のマレーシア、オーストラリア、中国、インドネシア、韓国、フィリピン、タイ、ベトナムと今回からバングラデシュが正式に参加した。
円卓討議において「アジアの持続的発展における原子力エネルギーの役割」と「原子力エネルギーの広報」のトピックを取り上げ、また「アジア原子力教育訓練プログラム ( ANTEP ) 」についても今後の活動について討議された。 アジアの持続的発展における原子力エネルギーの役割
第2フェーズの活動として、日本政府を事務局に、下記の分野を中心的な検討テーマとし、新たに「アジアでの原子力発電分野における協力に関する検討パネル」を設置する。
原子力エネルギーの広報 ( PI )
原子力発電の受容のための広報活動に関するFNCAメンバー国間の経験の蓄積の有効性を考慮し、透明性、メディア・コミュニケーション、教育、地域開発、および価値の提案を含む広報活動の重要要素に重点を置き、それぞれの経験に基づく情報を共有することとする。
アジア原子力教育訓練プログラム ( ANTEP )
ニーズとプログラムに関する第2回調査の結果を受けて、特に、訓練プログラムを提供する国と訓練員を派遣する国との間で二国間協議を通じプログラムを実施していくこととする。
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ホテルハイアットリージェンシークアンタン会場からの風景 |
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