FNCA


FNCA   FNCA Meeting

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大臣級会合

第19回
概要
プログラム
参加者リスト
共同コミュニケ(PDF)
カントリーレポート(英文)

第18回
概要
プログラム
参加者リスト
共同コミュニケ(PDF)
カントリーレポート(英文)

第17回
概要
プログラム
参加者リスト
共同コミュニケ(PDF)
カントリーレポート(英文)

第16回
概要
プログラム
参加者リスト
共同コミュニケ(PDF)
カントリーレポート(英文)

第15回
概要
プログラム
参加者リスト
決議
カントリーレポート(英文)

第14回
概要
プログラム
参加者リスト
決議

第13回
概要
プログラム
参加者リスト
決議
カントリーレポート(英文)

第12回
概要
プログラム
参加者リスト
決議
会合サマリー

第11回
概要
プログラム
参加者リスト
決議
会合サマリー

第10回
概要
プログラム
参加者リスト
決議
会合サマリー

第9回
概要
プログラム
参加者リスト
要約(決議)

第8回
概要
プログラム
参加者リスト
要約(決議)
共同コミュ二ケ

第7回
概要
プログラム
参加者リスト
要約(決議)

第6回
概要
プログラム
参加者リスト
要約

第5回
プログラム
参加者リスト
要約
報告
ポスター展示

第4回
概要
プログラム
参加者リスト(英文)
要約
報告
Summary Report (PDF)

第3回
概要
プログラム
参加者リスト
要約
ハイライト

第2回
概要
プログラム
参加者リスト
要約

第1回
概要
共同コミュ二ケ

アジア原子力協力フォーラム(FNCA)
第13回大臣級会合
決議



第13回アジア原子力協力フォーラム(FNCA)大臣級会合 決議(仮訳)

 我々、FNCAメンバー12ヵ国(オーストラリア連邦、バングラデシュ人民共和国、中華人民共和国、インドネシア共和国、日本、カザフスタン共和国、大韓民国、マレーシア、モンゴル国、フィリピン共和国、タイ王国、およびベトナム社会主義共和国)の代表は、

1. エネルギー安定供給と気候変動の観点から、多くのアジアの国において、増大する電力需要に有効な手段として、原子力発電が見なされていることを認識し、
 
2. 東電福島第一原子力発電所の事故(以後、「福島第一原子力発電所事故」という)後も引き続き原子力発電の導入計画や増設計画が進められていることを認識し、
 
3. 福島第一原子力発電所事故の知見と教訓を踏まえて、既原子力発電導入国やIAEAなど国際社会の場において原子力安全強化の取組が行われていることを認識し、
 
4. 原子力安全を確保するため、原子力プログラム策定に関心を有する国の要望に応じ、原子力プログラムを有する国が、経験、知識、技術及びベストプラクティスを共有することを歓迎し、特に、福島第一原子力発電所事故に関する情報を含む知識と経験の共有による日本の貢献を期待し、
 
5. 2011年12月に東京で開催された第12回大臣級会合の決議に基づき、今年7月にバンコクで開催されたパネル会合において、自然災害の脅威や緊急時対応等の議論が活発に行われ、今後とも原子力発電の基盤整備に関する活動が重要であると報告されたことを思い起こし、
 
6. アジア地域の放射線利用、原子力エネルギーの平和的利用、原子力安全、核不拡散・核セキュリティの強化には、人材育成が必要不可欠であるとの観点から、FNCA参加国が人材育成に関連する国内の各機関がネットワークを構築していることに注目し、
 
7. 世界的に医療用ラジオアイソトープ(RI)を供給する製造炉が老朽化し、RIの供給不足のリスクがあることから、RI安定供給のためにFNCA参加国が協力することの重要性を強調し、
 
8. アジアにおいては、農業や工業、医療等の様々な分野における放射線利用の需要増加のための既存の研究炉の効果的な活用及び、アジア地域における使用済核燃料、放射性廃棄物の管理を含む研究炉に関する安全性の確保が重要であることをさらに認識し、
 
9. 今後、世界的な人口増加に伴う食料確保に対応する一方で、農業分野における放射線利用が環境問題の深刻化を抑制する有効な手段であることを想起し、FNCAの活動において進められている、環境へ配慮した手法により収穫量の増加に寄与する技術の研究開発プロジェクトが重要であることを認識し、
 
10. FNCAに特徴的な、自主、相互に進める研究炉の安全性に関する自己評価およびピアレビューの有益性を認識し、
 
11. FNCAが、参加国の技術や知見を共有し、新たな成果を生み出す相乗効果的な仕組みにより、アジア地域の更なる持続可能な発展に寄与する効果的な枠組みであることを認識し、

以下の通り継続して活動することを決定した。

1) 事故時の緊急時対応、広報およびリスクコミュニケーションに関するアジア地域における協力の可能性を検討するなど、アジア地域の最高水準の原子力安全を確かなものとするべく、また原子力に対する国民の理解増進を図るべく、引き続き、特にパネル会合において、福島第一原子力発電所事故で得られた経験と教訓を共有し、FNCA参加国間の原子力基盤整備のための一層の協力を進める。
 
2) FNCA参加各国の人材育成ネットワークで把握した人材育成のニーズに基づいてANTEPや他の国際的枠組みにおける協力を通して、アジア地域における効果的な人材育成を実現する。
 
3) FNCA参加国の研究炉の特性、およびRI製造に関する情報交換を行うとともに、RIの安定供給のためFNCA参加国間のRI製造の調整を促すことを目的とした地域の研究炉ネットワーク構築に向けて取り組む。
 
4) 放射線治療プロジェクトにおいては、アジア地域の特徴的な体格や罹患率、経済を考慮したガンの治療法の確立を目指し、一部のFNCA参加国では既に標準的な治療法として認知され、IAEAの教育研修コースに活用されていることを評価するとともに、今後、更に効果的な治療法として確立することを期待する。
 
5) FNCAの活動成果の活用と可視性の向上を図るため、放射線利用部門とエンドユーザーのネットワークの構築を奨励する。
 
6) 放射線利用の社会経済的効果の評価を実施するために協力する。
 
7) 環境へ配慮した手法を用いつつ、収穫量を増加し、安定的な食料を確保する観点から、バイオ肥料の放射線滅菌の研究開発、放射線を利用した成長促進剤の開発や品種改良など、異なる分野の連携を促進し、相乗効果を生み出せるよう努力する。
 
8) 原子力安全マネジメントシステムや放射性廃棄物管理に関わるFNCAプロジェクトを通して、良好事例や知見を共有し、効果的にアジアの原子力安全を強化する。
 
9) 持続的な活動のため、FNCA参加国の担当大臣に対して、各プロジェクトの活動や成果の可視性を確保する。